文/遼寧省の新しい学習者・麗
【明慧日本2023年10月1日】 私はかつて死の淵で苦しんでいましたが、法輪大法が私に新しい命を与え、慈悲なる偉大な師父が私を救ってくださいました。私を再び健康な体にしてくださってから、1年以上が経ちました(訳注:2015年当時)。私はここで、大法の超常さと大法のすばらしさを紹介します。
2012年8月、息子の大学合格通知が届き、私は息子を学校に送り出す準備に追われていました。息子が3歳の時、息子の父が肝臓がんで亡くなりました。私は、親族の助けを借りながら女手ひとつでやっとの思いで育ててきました。息子が大学に進学し、私の人生の一大イベントも成し遂げたと言え、重荷を降ろしたような気分でした。
2012年8月25日、私は不調を感じ、気力もなく、食べると吐いてしまい、食事が取れなくなりました。病院に診てもらおうと行ったところ、入院するよう留められました。翌日、胃カメラを入れたら胃がんと診断され、手術することになりました。
親族はみんな他の地域にいて、私と息子だけが(遼寧省)大連市で互いに寄り添い合って生きてきました。突然の悲報に、私も息子も隠し通す事ができず、私たち親子は抱き合って泣きました。息子はもうすぐ異郷で進学する事を考えると、私は涙をぬぐって、気持ちを奮い立たせ、「大丈夫。お母さんは大丈夫だから。お医者さんは、胃を切ってもまた再生すると言っていたから、安心して学校に行って」と息子を慰めました。
9月11日に手術を受け、胃の4分の3を切り落としました。10月1日に退院し、体はとても弱っていました。それから20日以上経った頃、腹部は膨れ、痛み、肋骨は膨張し、そのような痛みは本当に死にたいと思うほどでした。「私の人生は本当に終わりに来たのか。私はまだ40代だ。子どもはまだ私を必要としている。母親のいない人生をどうやって歩むのか」と思っていました。私は再び入院し、胆石症であることが判明し、穿刺をして、胆嚢の細かい砂と石を抽出しました。さらに4〜5個の大豆サイズの石が胆管を塞いでいたため、胆汁のドレナージチューブを挿して、胆嚢内の異物を排出するしかなく、それらはみな繊維状のものでした。正月明けまで待ってから、胆嚢の手術をしました。その間に、つまり11月に、最初の医療過程である化学療法を開始し、めまいと吐き気に加えて、手足のしびれや腫れは、私に別の苦しみをもたらしました。約15日後に、症状が減少し、2日間体調がいいと感じたのもつかの間、また次の化学療法が始まりました。21日に1回、計4回の治療コースでした。
3回目の化学療法を終えた時、つまり2013年の正月明けの時、旧友がお見舞いに来て、私を見てとても驚いた様子でした。私の顏は、黒く痩せこけ、生気を失った大きな目だけが残っていました。いつもは端正な身なりをしていた私が、今では重ね着をしていて、ズボンには排液バッグまで垂れさがっている状態でした。旧友は「こんな状態でどうやって実家に帰るの」と言った。私は「あなたたちに心配をかけたくなかったから」と言いました。それは二か月前の事、この友人から電話がかかってきて、何度かけてもつながらないというので、手術をしていると言うしかありませんでした。友人は見舞いに来ると言ったので、私は今は良くなったから、実家に帰ってしばらく過ごすと答えました。
しかし、実状を知った友人は、「あなたったら! 私達の仲なのに」と愚痴をこぼしました。友人はすぐさま法輪功について説明が書かれた小冊子とDVD、そして宝の書である『轉法輪』などを私にくれました。私は「まだあの『轉法輪』は本棚にあるし、数年前に私に三退をしてくれた時にくれたものだよ。だからこの本は持って帰って」と言いました。友人は小冊子に書かれた「法輪大法はすばらしいを真摯に唱えると福報を得る」という話を読んで聞かせてくれました。また、毎日三度の食事の後に「法輪大法はすばらしい! 真善忍はすばらしい!」と真摯に10分間唱えるように言われました。「病院は病気があるなら早めに治療して、病状が重くなるとだめになると言います。でも大法は超常的で、心から誠実に信じさえすれば奇跡的な効果がある」と話しました。
その日の夜、彼女から「もう唱えた?」と電話がかかってきました。「まだよ。今は小冊子を読んでいるの」と答えると、友人は「分かった。それもいいね」と言いました。
翌朝、私は友人に電話で吉報を報告しました。「昨夜はこの数カ月で一番よく眠れた」と感謝を伝えました。すると「それなら、大法の師父に感謝して、師父はあなたを見守っているから」と言われました。友人は私に必ず心からの九文字を唱えるよう念押しし、私は承諾しました。私は小冊子を読んだだけで一晩中ぐっすり眠れ、実際に大法の超常さを感じました。そこで友人に言われたように、毎食後10分間「法輪大法はすばらしい、真善忍すばらしい」と心から唱えました。唱えているうちに雑念が消え、気持ちよくなり、汗をかき始め、服を1枚ずつ脱いでいきました。たった5日の化学療法で、不調の感じがなくなり、体に力が入り、まず数枚の服を洗濯してから、しゃがんで床を拭きました。
私は毎日、誠心誠意「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と唱え、唱えれば唱えるほど体が楽になりました。一回、20分間唱えたところ、体がくるくる回って浮き上がったような感じがしました。2日後、息子と二人で久々に階段を下りて市場に行きました。数ヶ月間、自分で階段を下りたことはなく、病院に行く時も家族に背負ってもらって上り下りしていました。外の空気はとても気持ちよかったです。嬉しそうな息子を見ていると、少し前まで、心配で苦しそうな無力の息子の様子を思い出し、私は息子を抱き寄せ、二人で愉快に大笑いしました。
数日間、排水バックを置いていませんでしたが、チューブにはもはや異物はなく、通っている状態でした。1年前、私は病院に行って、医師に造影検査をしてもらったところ、胆石がなくなっていました。私は「先生、造影では見えないのではないか。以前私がやったのは超音波カラードプラだった」と伝えると、医師は「造影は超音波カラードプラよりさらに先進的な検査で、造影で見つけられないのなら、超音波カラードプラは考えなくていい」と言われました。そして、医師は私の排液バックにクリップを留め、膨張してきたらクリップを外すようにと言いました。さらに、翌年の胆嚢手術は当分行わず、様子を見ることになりました。都市明け、チューブを抜くために病院へ行くと、医師は「ドレナージチューブがつっかえて、1ヶ月後に流れなくなってから抜ける」と言いました。そうして、4月末、医師は再び検査してから、チューブを抜きました。
法輪大法は素晴らしいと念じて、胆石が消えたのは目に見えていることですが、私は胃がんも消えたのだと思います。目には見えませんが、体が正常になり、肌は白くふっくらとした体型になり、胃がんの手術後の食事制限も気にせず、元のような体に回復した感じがします。「がん」というのは人を怖がらせる言葉です。私は不幸にもがんになり、幸いにも大法が私を救ってくださいました。今、私も大法の修煉を始めました。法輪大法が素晴らしいことは私の周囲の人はみな知っています。私は世界中の人に「法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法である」と知らせたいです。