側彎症だった娘の背骨がまっすぐに!
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文/中国本土の修煉者

 【明慧日本2023年10月18日】2007年の冬休み、中学1年生の娘が急に原因不明の高熱を出しました。最初は風邪かと思い、病院で3日間点滴を受けさせましたが、病状は逆に悪化し、解熱剤の効果が切れるとすぐにまた高熱が出ました。肺炎を疑って肺を聞いてみると、断続性ラ音が続き、レントゲン写真を撮った結果、肺に炎症があるだけでなく、胸腔内に水がいっぱい溜まっていました。入院後、大量の投薬と喀痰(かくたん)培養で対症療法を行いましたが、1週間経っても改善が見られず、喀痰培養でも病原菌が検出されず、血液検査の各指標もすべて異常を示していました。医師は白血病を疑い始め、私たちといろいろと話した後、さらに骨髄穿刺(せんし)などの検査をして、しらみつぶしに調べていく必要があると言いました。

 それが新年を迎える数日前のことでした。誰もが喜びの中で新年の準備をしていて、私たち夫婦は毎日悲しみを胸に病院で娘に付き添っていました。娘は心身ともに病魔にさいなまれ、毎日泣き続けていました。このことを知った私の母(同修)は病院に来て、娘に「法輪大法の師父に助けを求めるしかもう方法がない。師父だけがあなたを苦しみから救い、治すことができるでしょう」と言い、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えるよう娘に教えました。そして私たち夫婦に、「これ以上苦痛を伴う検査をせず、師父と大法を信じればきっと回復するよ」と言いました。

 娘はその日から教わった言葉を唱え始め、私たちも心の中で大法の師父に助けを求めました。2日後、奇跡が起こり、娘は体温が平熱に戻っただけでなく、肺の炎症も好転しました。数日後、私たちは退院できました。この出来事を経験してから、私たち一家は心から師父に感謝し、私も再び修煉の道を歩み始めました。そして、法輪功が迫害されている事実を知った娘は、共産主義青年団から脱退しました。

 ある時、娘は自分が買ってきた中学生の作文に関する本の中に、天安門焼身自殺事件に関する誹謗中傷の文章があることに気づき、すぐにそのページをちぎって粉々にしました。

 娘の中学2年生の1学期、学校でインフルエンザが流行し始め、娘のクラスでは10人以上の生徒が倒れて、娘も咳き込んで熱を出しました。数日間家で休んでいたとき、私たちは娘に薬を飲ませず、ただたくさんの水を飲ませ、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えさせました。結果的に、彼女は薬をまったく飲まずして体調を取り戻しました。学校に戻ると、ちょうど中間テストがあって、何日も授業を受けていなかったにもかかわらず、彼女はなんとクラスで上位の成績を取りました。何度も大法の恩恵を受けた娘はそれ以来、師父と大法をより信じるようになり、毎晩寝る前に必ず「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と何回か唱えるようにしています。

 娘が中学3年生のとき、ある「偶然なこと」がありました。卒業を数日後に控えたある日、英語の先生が授業と授業の間の休憩時間に、娘を呼び出しました。教室に戻ると、何人ものクラスメートが娘にこう言いました。「あなたは本当にラッキーだね。さっきあなたがいなかった時、担任の先生が来て、まだ共産党に入団していない全員の名前をメモしてから、一緒に入団手続きを済ませると言っていたよ」。娘は、これは自分が邪党の手に入ることがないよう、師父の慈悲深い計らいであることを知りました。

 娘は中学1年生の健康診断で軽度の脊柱側弯症が見つかり、医師は定期的な再検査を勧めました。中学2年生の時、「背骨の曲がり具合がひどくなった」と医師に言われて、病院から鎧のように硬いサポーターを渡されました。夏場は暑くてつけていられず、脱ぎました。中学3年生の時、勉強の邪魔になると言い、娘はつけることを拒否しました。高校1年生の夏休みに病院で再検査を受けたところ、側弯はすでにかなりひどくなっていて、胸が19度曲がり、腰が20度曲がり、脊柱はS型になったと診断されたのです。彼女を連れて各病院を見て回った結果、どの病院の結論も、「この子はすでに発育が止まっていて、骨格はすでに定型し、装具をつけても何の役にも立たず、ただ定期的に再検査し、彎曲が40度になったら手術治療を行うしかない」でした。

 私たちは娘にこう言いました。「あなたも知っているように、将来、手術以外に背中をまっすぐにする方法はない。手術は苦痛が伴い、傷も大きくて、リスクも大きい。手術後は活動が制限され、脊柱の正常な機能にも影響が出る。亀背であった人が大法を修煉してから、背中が不思議にも真っすぐになった話を聞いたよね。師父はずっとあなたを見守っている。もしかしたら、師父はこの形であなたに法を得させようとされているのかもしれない。師父の苦心を大切にしてね。今は学校が家から近いので、朝晩の時間を利用して学法煉功ができるよ」。娘は、「分かった! 今から修煉します」と答えました。

 また、私たちは娘に、自分の病に執着せず、求めずとも自ずから得られるので、修煉に専念するように言いました。娘も私たちの期待に応えて、朝に煉功して夜に法を勉強し、とてもまじめに行っていました。以前学校にいたとき、昼食後に必ず休憩を取っていましたが、今の娘はエネルギーに満ち溢れていて、昼に宿題を終わらせて、夜の時間を全部学法にあてました。

 しばらく修煉してから、彼女の腰辺りに痒くて痛い小さな赤い点がたくさん出てきました。私たちは彼女に、「これは師父が体を浄化して下さっているのよ」と伝えました。腰や背中が痛くなると、「これは業力を滅する過程で、良いことよ」と教えました。9月末、娘がシャワーを浴びているとき、私はふと彼女の背骨がまっすぐになっていることに気づきました。しかも先日、学校で高校2年生の健診があり、健診表の脊柱の欄に、医師は「正常」と書いていたのです。

 娘は心性も良く保っています。学校の先生はみんな彼女のことが好きで、いい子だと褒めています。先生たちの評価はこうです。「あなたは教養があって、素質が高い良い子です」。私たちは、大法が娘にこのすべてを与えて下さったのだと知っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/16/247899.html)
 
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