【明慧日本2023年12月26日】(明慧ドイツ・ニュルンベルク記者)ドイツ・バイエルン州の法輪功学習者(以下、学習者)は「国際人権デー」の12月10日、人権都市のニュルンベルクに集まり、キャンドル追悼活動を行った。中国で中国共産党(以下、中共)に迫害され、死に至った学習者を悼むと同時に、中共による学習者への生体臓器狩りの罪悪の事実を伝え、西側諸国の人々に注意を払うよう呼びかけた。
人権都市のニュルンベルクで行われたキャンドル追悼活動の様子 |
学習者が功法の実演を行っている様子 |
ニュルンベルクはかつて、ヒトラーの大本営の一つであった。第二次世界大戦後、ナチスの戦犯はニュルンベルクで裁かれたため、ニュルンベルク大審判とも呼ばれている。1988年、市中心部のカルタエウゼルガッセに27本の白い柱が建てられ、それぞれにはドイツ語と別の異なる言語で『国連人権宣言』の条項が刻まれており、床板と合わせて、30の条項がすべて刻まれている。
ニュルンベルクのカルトーセルガッセには、『国連人権宣言』の条項が刻まれた27本の白い柱があり、人権通りと呼ばれている |
左の写真は『国連人権宣言』の第1条であり、右は人権宣言の第22条で、唯一の中国語で刻まれた柱である |
活動の当日、学習者はハル広場で、中国で中共に迫害され殺害された学習者を追悼するキャンドルを灯した。ニュルンベルクのクリスマスマーケットを訪れていた多くの観光客はブースの前を通りかかったとき、足を止めて学習者と会話を交わした。中共による法輪功への迫害の実態を知った彼らは次々と署名を行い、学習者の反迫害活動を支持した。
法輪功の反迫害を支持する人々 |
工業デザイナー:「真・善・忍」は一つの民俗が持つ最高の特性です」
「学習者の反迫害活動を支持します」、トーマス・ブリュメルさん |
工業デザイナーのトーマス・ブリュメルさんは署名した後、「中共による生体臓器狩りについて聞いたことがあります。学習者の活動が見えたので署名しに来ました。生体臓器狩りは、非常にばかげています。生命の安全は絶対に侵害されてはならないものです」と述べた。
学習者が法輪功を修煉するために中共に迫害されていること、そして、中共が中国人に「真・善・忍」を信仰することを禁じていることを知ったブリュメルさんは、「信じられません! 『真・善・忍』は一つの民族が持つ最高の特性です」と話した。
小児科医:中共による学習者への生体臓器摘出は人権侵害です
小児科医のサビナ・スパヒンさんは長時間学習者と会話を交わした後、中共による学習者への生体臓器摘出に反対の署名をした。そして、スパヒンさんはこう話した。「臓器不足は明白な現状ですが、中共による学習者への生体臓器摘出は人権侵害です。このような人権侵害の行為は広く知られていないのか、それとも、むしろ人々は見て見ぬふりをしているのではないかと思っています」
スパヒンさんは、学習者がクリスマス期間中に、中共による迫害への関心の呼びかけをすることは、非常に重要だと感じているという。「なぜなら、これはクリスマスのメッセージでもあります。キリストは宮殿ではなく厩舎で生まれたからです」と話した。
退職した教師:「真・善・忍」は、世界中の人々にとって基本原則です
中共による法輪功への迫害は災難だと考えるブリギッタ・シュリュターさん |
中共が法輪功を迫害し、「真・善・忍」の実践を24年間も禁じてきたと知ったシュリュターさんは、「信じられません。中共による法輪功への迫害と、『真・善・忍』の実践の禁止は災難です。これらの準則は、世界中の人々にとって基本的な原則です。このような迫害は容認できません!」と言った。
退職した秘書のアリシア・ウィンタースタインさんは、「私が、中共による学習者への生体臓器摘出に反対する署名を行ったのは、臓器狩りはあまりにも恐ろしいことだと思ったからです」と話した。