軍人・警察官として人生の大半が過ぎ、幸運にも大法に出会った
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年3月26日】私は、法輪大法を学び始めたばかりの学習者です。私は以前、部隊に勤務していて、中国共産党(以下、中共)の政治教育に洗脳され、大法に対する噓偽りの宣伝に騙され、大法を深く誤解していました。私は出身地の人民武装部(以下、人武部)に転勤になってから、大法弟子に出会い、やっと大法を理解できるようになりました。

 当時、私は同じ趣味を持っている退職間近のある銀行の幹部と知り合い、とても気が合いました。ある時、私は彼に検討することがあって彼の職場に行きましたが、そこの人に「彼ら夫婦は、法輪功を学び始めた為に留置場に入れられ、公職を解かれるかもしれません」と言われました。私は驚いて信じられませんでした。「どうして彼は法輪功学習者(以下、学習者)なのか? 彼はとても人柄がよく、尊敬される人で、中共の法輪功に対する宣伝とは違う」と思い、私は留置場を訪ねました。ちょうどその留置場で働く親戚は私を見て、厳しい口調で「気でも狂ったのですか? 今は上から下まで学習者を捕まえている中、彼らと関わると、あなたの昇進にもマイナスになります。今後は彼らと接触してはいけません!」と注意されました。親戚は「今の仕事は、学習者を『転向』させ、修煉をやめさせることです」と言いました。「どのように『転向』させるのですか? 年を取ったおじいさん、おばあさんばかりで、拷問を加えると、彼らが耐えられないかもしれないので、できるだけ言葉で説得した方がいいと思います」と言うと、すぐに追い返されました。それがはじめて学習者と接触したことになり、その時から、大法や学習者に対する見方が変わり始めました。

 私はよく町や村に行って徴兵に関する仕事をします。徴兵の政治審査の時、家族の中に法輪功を修煉している人がいると、ほかの条件が良くても、合格できないケースが多々あります。このような若者はかわいそうだと思い、私は彼らの家を訪問し、親に子供の将来のために、法輪功を放棄するようと説得しました。その度に、学習者たちは私に法輪大法の素晴らしさと迫害の実態を伝えました。彼らの言動を見て、私はさらに中共の宣伝に疑問を感じました。

 数年後、私は別の人武部に移動になりました。ある日の明け方、外で任務を遂行していた時、治安維持隊員数人が人武部の外塀のところで2人の年配の女性を囲んでいるのを見かけました。聞いてみると、2人の学習者が壁に法輪功を伝える標語を貼っていたところを隊員に見つかり、彼女たちを派出所に連行しようとしていました。私は隊員を率いる警官に「まあ、人武部の壁の標語は私たちが処理します。あなたたちも一晩パトロールしていて大変疲れたと思います。2人のお年寄りを帰らせましょう。これからはこのようなことをしなければいいです」と言いました。警官は私がそう言ったのを見て、しぶしぶ2人の学習者を放しました。その後、私はこの件で告発され、上層部の幹部に「今後、このようなことに勝手に手を出さないで、関係機関に処理させるように」と注意されました。

 それから数年が経ち、私はコネを見つけることも、賄賂をすることもしなかったため、昇進も得られず、退役して地方で働くしかありませんでした。地方に戻った私は、家族と一緒にいる時間が増え、子どもを塾に送ったりしました。子供の塾で、私はAさんと知り合いました。最初は彼が学習者であることを知らず、ただ彼の教育理念に興味を持ち、とても面白い人だと思いました。その後、彼を通じてまた他の地方のB先生と知り合いました。私は子供の教育に関心があるので、子供の教育についてよく相談していました。AさんとB先生との交流の中で、『轉法輪』と『共産党についての九つの論評』の電子版をいただきました。

 当時はまだ『轉法輪』を読む気はなかったのですが『共産党についての九つの論評』に興味を持っていました。「20年余りも部隊にいた自分が、中共について知らないことがあるのか? この本には何が書かれているのか? 何か知られていないことがあるのか?」と好奇心から本を開きました。私は半日で一気に読み終えましたが、本の中に書かれていた今までの中共の宣伝と違った内容に疑問を感じていました。それから数日間、私は混乱の中で考え続けました。「いったい誰が本当のことを言ったのか? 誰が嘘を言ったのか?」。私は以前の部隊と現在の職場での政治宣伝を思い出し、ほとんど偽りで、嘘であると感じました。私は大法に対する誹謗中傷の宣伝をもう信じなくなりました。

 私が本格的に大法を学び始めたのは2018年です。私は2人の保護者が「Aさんが正しい道を示したおかげで、家族に今日の幸運を与えてくれたことに感謝しています」と言ったのを聞きました。「それはどういうことか?」と知りたくて、私は妻とAさんを訪ねました。Aさんは法輪大法を修煉することのすばらしさと中共がなぜ法輪功を迫害したかを伝えた上で、中共の本質を深く説明してくれました。彼の言ったことはまだ大まかな紹介にすぎませんが、私は中共やその政権の邪悪さをもっと全面的に理解することができました。私たちが信じていた無神論、唯物論はすべて誤りで、それは人類を滅ぼすものであると分かりました。中共組織を脱退し、それに殉じないで、真に修煉することこそが、正しい道に戻ることができ、返本帰真することができるのです。

 私は法を学ぶようになりましたが、最初は興味によって学んだり学ばなかったり、三日坊主でした。しかし、その後、私はいくつかの不思議なことを経験してから、やっと真面目に修煉するようになりました。

 その一つ目のことは、私は数年前に中等度から重度の高血圧と診断されました。特に残業や徹夜が多いと、高血圧が深刻になります。半年分の降圧薬を買ってきて飲み続けても効果はあまり見られませんでした。修煉後、師父が「人はなぜ病気になるのでしょうか? われわれの見るところでは、病気とあらゆる不幸を引き起こす根本的な原因は業力である」 (『轉法輪』)と説かれた説法を聴いて、私は「自分の身体の症状は業力によるもので、これは業を消して体を浄化することだ」と分かりました。それで降圧薬を飲むのをやめたところ、血圧はほぼ正常に戻りました。

 2つ目のことは、ある日の深夜の勤務中、私は足を捻挫してしまい、とても痛かったです、その時、私は心の中で「師父、正常に回復するように、どうか助けてください」とお願いしました。そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心からの九文字を唱えました。すると、すぐに足首の痛みが消え、足首の周りでゆっくりと熱流が流れているのを感じました。師父が助けてくださっていると分かり、急いで足を地面の上から反対方向に力を入れて押したら「ガーン」という音がして、足首が元に戻りました。そのとき同僚が来て「大丈夫ですか? 病院に行きましょうか?」と尋ねましたが、私は「大丈夫です」と言いました。

 3つ目は、2023年10月に同僚がコロナウイルス(中共ウイルス)に感染しました。数日後に私を含めて、周りの人もみんな感染しました。私は仕事中に熱が出て、全身がだるくて折りたたみの椅子に横になって休んでいましたが、体が熱くて眠れませんでした。その時、私は、師父が辛い時に助けを求めてもいいと語られたことを思い出し、心の中で師父に助けを求め、同時に心からの九文字を唱えました。しばらくすると、誰かが後ろから手を私の頭上に置いていたかのように感じ、それと同時に、あるエネルギーが私の体の熱を押しだし、足の裏からも押し出し、またあるエネルギーが頭の上から体の下へと流れ、波のように繰り返していて、私の体内の熱気を排出しているのを感じました。大体一時間半ぐらい経って、私はゆっくり眠りました。同僚が私を起こして、病院に行ってみないかと聞きましたが、その時は、すでに熱もなく、すっかりよくなっていました。

 4つ目は、海外に留学していた娘が、あるとき腹痛で診察を受けたところ、腸が腫れていると言われました。学校から娘を帰国させて手術をするかどうかと聞かれました。娘も大法を修煉しているので、私は彼女と交流し、師父を信じ、大法を信じるように励ましました。しばらくして娘が再診察したところ、腸の腫れは治まって症状がなくなっていました。大法の奇跡を何度も体験した私たちは、師父に感謝し、修煉の自信を固めました。法輪大法の素晴らしさを見て、妻も修煉し始めました。

 修煉してから、私は普段の仕事と法律を執行する過程で、大法の真・善・忍の基準で行い、他人のために考え、処罰を受ける人にも大法修煉者の善を感じさせるようにしています。私はいつもいろんな機会を利用して、周りの同僚や補助警察、警備員たちに、大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝え、中共が犯した罪を話しました。同僚は家族が病気になると、私の忠告を受け、心からの九文字を唱えることで、家族の病状が良くなったこともよくあります。その影響で、他の同僚も大法と学習者に対する以前の誤った認識をある程度変えました。一部の同僚は無神論の観念から、因果応報と輪廻転生を信じるようになりました。

 学習者たちが、長年人々に法輪大法の素晴らしさと迫害の実態を伝え続けることで、私のように中共に洗脳されてきた人が目を覚ましました。師父の大法のおかげで私は生まれ変わり、修煉して返本帰真することが分かりました。大法に出会ったことは、私の幸運であり、偉大な師父の慈悲なる救い済度に感謝いたします!

 (責任者編集者:文謙)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/21/474433.html)
 
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