文/中国東北地方の大法弟子
【明慧日本2025年4月8日】私の子どもが中学2年生の時、週末に塾へ行き物理の補習を受けていました。私の子どもは大人数のクラスに通っており、生徒は10人以上いました。保護者は教室の後ろで授業を聞くことができました。私たちの東北地方では、このような塾はあちこちにあります。
それは2回目の物理の授業でした。物理の女性教師は40代で、授業を進めている最中に突然話題を変え、生徒たちに「李洪志という人を聞いたことがありますか?」と質問しました。私は心の中でドキッとし、嫌な予感がしました。授業を受けている生徒たちはほとんど14、15歳で、誰も聞いたことがないと答えました。すると、女性教師はさらに続け、邪悪な共産党の法輪功を誹謗中傷する虚言を語り始めました。私は心の中で強い正念を発し、空間場に大きな「滅」の文字が閃きました。
すると、信じがたい光景が目の前に広がりました。物理の先生は突然、口ごもり、目を大きく見開いたまま、腕を上げて、指を保護者席の方へ向けたまま硬直してしまったのです。まるで時間が止まったかのように、言葉が出ず、全く動けなくなりました。この時、まるで空気が凝固したように、教室全体が静まり返りました。その光景はまるで『西遊記』で孫悟空が神通力を使って仙女を動けなくした場面とそっくりでした。彼女は何度か必死にこの状況から抜け出そうとしました。口を大きく開け、かすかに「う…ん…」という声を出そうとしましたが、どうしても体を動かすことができませんでした。
こんな状況に遭遇したのは、私自身も長年を修煉して初めてでした。その奇妙な状態は数分間続きました。ある生徒が小声で「先生、どうしたの?」とつぶやきました。
私は心の中で「もういいだろう」と考えました。すると、物理の先生はすぐに腕を下ろし、硬直した状態から解放され、長く息を吐きました。そして、少し戸惑った様子で後ろの保護者の方に、「(このことを)話さないでください」とボソッとつぶやきました。
私はすぐに気づきました。この先生はおそらく20年以上も教壇に立ち、毎年、ほぼすべてのクラスでこのような話をしてきたのだろう。どれだけ多くの生徒たちを毒してきたのか? 考えるだけで恐ろしく本当に邪悪な人です。
私は心の中で強くこう思いました。「このまま彼女を放っておくわけにはいかない。私は大法弟子です。これを止めるのは、私のすべきことです!」
授業が終わると、先生は教室のドアを開けて出ていきました。私はすぐに後を追いましたが、驚いたことに、先生の姿はどこにも見当たりませんでした。
2時限目の授業では、私は事前に準備を整えていました。授業が終わると、すぐに教室のドアの前に立ち、先生が出てくるのを待ちました。これまでの経験から、自分に合った効果的な真相を伝える方法をまとめてきた私は、落ち着いて微笑みながら先生に近づきました。先生が私に気づき、「保護者の方、何かご用ですか?」と尋ねました。私は静かに答えました。「先生、前の授業で話されたことについて、少しお伝えしたいことがあります」
私は表情を引き締め、真剣な口調で話し始めました。「法輪功についてですが、実は、中国の国務院と公安部が正式に発表した規定では、法輪功は邪教ではありません。公表された邪教リストの中に、法輪功の名前はありません」
私は、事前に準備しておいたスマホの画像を開き、先生に見せました。彼女は目を大きく見開き、驚愕の表情を浮かべました。指を震わせながら画面をスクロールし、確認すると、本当に法輪功の名前が邪教リストにないことを目の当たりにしました。
この時、彼女は急に身を翻し、私に向かって手を振りながら、何度も「分かった! 分かりました!」と繰り返しました。私は静かにその場を離れました。これで目的は達成しました。彼女はもう二度と授業で大法を誹謗することはできないでしょう。そう思いながら、私は心の中で正念を発し、教室を後にしました。