【慶祝5.13】衆生が救われることは私の最大の願い
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 文/遼寧省の大法弟子・雲飛

 【明慧日本2024年6月11日】お正月が近づいてきたころ、ある同修から「明慧カレンダーがまだ200部残っているので、全部あなたに渡していいですか」と聞かれました。私は「はい、全部持ってきてください」と答えました。同修は「プレッシャーを感じませんか?」と聞かれ、「大丈夫です」と返答しました。私は4、5日でそのカレンダー200部を全部配り終えました。あまりに早く配り終えたのを見て、同修は「じゃ、もう少しほかの同修からカレンダーをもらって来るので、配ってもらえますか」と聞かれ、「どうでしょう、正月まで10日以上あるけど、新年が明けてから配るのは難しくなるかもしれません」と返答しました。

 翌日、法を勉強している時、ふと「師父と大法を100%信じる」ということを思い出しました。「では、私はどうだろう。同修に言った言葉の背後には、師父と大法を100%信じていないじゃないか? 自信がないことの背後にあるのは恐怖心ではないか? カレンダーが全部配れないと自分の手元に残ることを恐れ、ネガティブな考えが湧き上がり、なぜ私は師父のことを忘れてしまったのでしょうか? 学法するだけで実践ができていないではないか」と、考えました。そして、私は急いで同修に連絡して会い、カレンダーを追加してくれるようにお願いしました。

 2日後にカレンダーが到着し、同修は1日使って整理してくれました。私はカレンダー1部と真相資料2部をマチ付きの袋に入れる作業で1日かかりました。すべての準備が整うと、私はキャリーカートに積んで、街を歩き回り、午前と午後にカートにいっぱいカレンダーを入れ、配っていました。時々、「タダでもらっていいのですか?」と聞かれることもありました。そのような人たちに出会ったら、私は「いいですよ。受け取ってください 」と言いました。「QRコードを読み取るのですか」(お金を払うこと)と聞かれることもあり、「要りません」と私は言うと、喜んで受け取ってくれました。 

 たまに、「共産党から給料をもらっているのに、共産党が悪いと言うのか? 良心があるのか」と言うような理不尽な人に出会うこともありました。私は「共産党が給料を払っているわけではありませんよ。自分自身が働いた分の報酬です。共産党は農作物を作らないし、工場も経営していません。どうやって給料を払うのですか? 逆に私たち庶民は共産党を養っているのです。あなたは共産党に騙されているのです。今後はそんなことを言わないでください」と話しました。

 ある日、背の低い年配の人が遠くから声をかけてきました。私の前に来ると、ポケットからみかんを2つ取り出して私にくれました。彼は法輪功の資料がほしいと言い出しました。彼は私が出した資料を選びながら、「お疲れ、お疲れ」と言いました。真冬でとても寒い日だったので、私は涙をこらえて、「ありがとうございます」と言いました。家に帰ってから師父の写真の前にみかんを置いて、「師父、ありがとうございます」とお礼を言いました!

 カレンダーを配るペースが遅いと思ったので、私は「お正月前だから、人々はスーパーで正月用品を買いに行くだろう。そこに人がきっとたくさんいる」と考えました。朝、カレンダーをキャリーカートに積んだ後、スーパーの前に行き、片手でカートを引き、もう片手でカレンダーを持ち、歩きながら「カレンダーをプレゼントしています。欲しい人はいますか?」と叫びました。私はあまりにも早口で言うので、人々は私の言うことが聞き取れないようでした。ある年配の人は、「ゆっくり話して。言うことがわからないから」と言ってくれました。私は「カレンダーを無料であげますよ」と言うと、彼は「こんな良い事があるのか? じゃ、2部ください。娘に1部あげたいから」と言いました。私はカレンダーを2部取り出して、彼に渡しながら、「読書はお好きですか」と尋ね、「好きだよ」と答えたので、『共産党についての九つの論評』と『共産主義の最終目的』をプレゼントしました。また彼に、「法輪大法は素晴らしい」と信じれば、良い報いがあると伝えました。彼は 「信じる 」と言ったので、私は彼に小さな音楽プレイヤーを渡しました。彼は喜んで受け取りました。

 周りにいた人たちは、無料でたくさんのものを貰えるのを見て、私のところに集まってきました。私は顔を上げると、警官の制服を着ている人も来ていました。彼の服には警察の番号が書いてあるのを見て、少し驚きましたが、師父が私のそばにいてくださると思い、落ち着きました。そして、私はその警官にカレンダーを1部渡しました。しばらくして、他の警官もやってきて、彼にもカレンダーを1部渡しました。対聯を売っている人も、ほしいと言ってきたので、手渡しました。

 大きな赤いバイクに乗った2人の男の人もやってきて、1人がもう1人に「あれをもらってきて! 家に帰ったら、読もう」と、言いました。

 周りに立っている人も、カレンダーが無くなるのを見て受け取りに来ました。

 こうして4日間連続でスーパーの前でカレンダーを配布し、1日にキャリーカート3回分、合計60冊以上の明慧カレンダーを配りました。この卓上カレンダーはすべてが衆生を救うために作ったもので、内容が豊富です。これをよく読んで理解する人なら、「三退」すると思います。私は袋にカレンダーを入れただけでなく、他の法輪功の資料も入れました。師父の新しい経文の『なぜ人類が存在するのか』、蔵字石や『疫病から逃れる秘訣』など、その中に入っていて、その資料の裏側に「共産党組織から脱退するセンター」の電話番号が載っています。それを読んだ後、「三退」をしたければ、自ら連絡することができます。そんな人に出会ったことがあります。

 カレンダーを配ったとき、私は、人を救いたいということ以外には何も考えていませんでした。私の心には恐怖心はなかったので、恐れる要素が当然存在しなかったのです。それに、私を助けてくれる護法の神々がたくさんいるとわかっているからです。

 旧正月の3日前に、カレンダーを配り終わってから、私は借りている部屋に帰り、その翌日に鍵を返す予定でした。旧正月の前日に、カレンダーを全部配り終わりました。師父は、私が人を救いたいという心を持っているのを見て、この件をうまく按排してくださり、時間をまったく無駄にすることはなかったのです。

 カレンダーを貰ったすべての人が明るい未来を手にし、救われるよう望んでいます。これは私の最大の願いです。

 (明慧ネット「5.13」世界法輪大法デーの入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/19/477060.html)
 
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