黒竜江省の張秀春さん 不当判決・嫌がらせ
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 【明慧日本2024年7月2日】黒竜江省塔河県在住の法輪功学習者・張秀春さん(75歳女性)は、法輪功を実践しているため2月、当局に懲役1年の不当判決を宣告され、刑務所外での服役となった。張さんの裁判と判決の詳細は不明である。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2023年3月17日、張さんは法輪功迫害の事実に関する資料を配布したとして連行された。塔河県警察の警官による尋問の後、同日夜に保釈された。

 その後、数カ月間にわたって、張さんは地元の警察と居民委員会の職員から絶え間ない嫌がらせを受けた。彼らは、張さんが他の法輪功学習者と接触したかどうか、また張さんが配布した資料は誰が提供したかを尋問した。塔河県のテレビ局も張さんを中傷する番組を放送し、張さんとその家族に多大な圧力をかけた。

 2023年9月初旬、警察は張さんの案件を塔河県検察庁に提出した。張さんは10月中旬に起訴され、案件は塔河県裁判所に送られた。

 2024年2月、張さんは塔河県裁判所に懲役1年の不当判決を言い渡され、刑務所外での服役となった。

 張さんは刑務所外で服役している間、絶えず当局からの嫌がらせを受けた。張さんは裁判所に法輪功を中傷する月次報告書を書くよう強制された。裁判所の職員は週に一度張さんを訪ね、写真を撮った。地元のコミュニティの職員は張さんにさまざまな活動に参加し、写真を撮るよう命じた。張さんはそれらの活動で法輪功を中傷する発言や書き込みをするよう指示された。

 ある人が張さんが迫害されている事実を明慧ネットに報告した。最近、塔河県派出所の3人の警官が張さんの自宅に押し入り、明慧ネットに彼らの名前を明かした人を問い詰めた。そして、彼らは張さんの自宅を捜索し、法輪功の本を3冊押収した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/17/478770.html)
 
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