【明慧日本2024年11月1日】黒竜江省賓県(ひんけん)在住の法輪功学習者・劉民さん(別名・劉忠民)(57歳男性)は、法輪功を実践していたとして6月27日、当局に懲役3年の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
2015年12月17日午後1時ごろ、常安鎮派出所の4人の警官らは劉さんを不当連行した。自宅を家宅捜索し、法輪功に関する書籍を押収した。劉さんは同日午後4時頃まで取り調べを受けた。その後、警官らは劉さんを賓県拘置所に連行し、15日間拘留した。
2022年2月10日、賓県公安局、常安鎮派出所の十数人の警官が劉さんの自宅に侵入し、劉さんの自宅を家宅捜索した。警官らはラップトップとプリンターを盗み、数十冊の法輪大法の本と法輪功創始者の画像を押収した。警官は劉さんを中傷するために集めたいわゆる書類に指紋を採取するよう、劉さんの妻に強要した。迫害を避けるため、劉さんは半年以上放浪生活を余儀なくされた。
2023年1月31日、劉さんは仕事のため北京へ行こうとしていたところ、午後5時ごろハルビン駅で鉄道警察に連行された。鉄道警察は賓県公安局に劉さんを賓県に連れ戻すよう通知した。その後、劉さんは賓県第一拘置所に拘留された。その夜の7時頃、賓県公安局の警官4人が劉さんの自宅に侵入し、家宅捜索し、法輪功の書籍などを押収した。警察は劉さんを半月間拘留した後、「裁判を待って保釈する」という口実で帰宅を許可した。同時に、賓県公安局は劉さんの案件を依蘭県検察庁と裁判所に移送した。
2024年6月27日、劉さんはハルビン市依蘭県裁判所に懲役1年の不当判決を言い渡され、9月末に、呼蘭刑務所に拘禁された。