携帯電話の監視問題について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年10月24日】この文を書いたのは、未だに携帯電話を手放せない同修に注意を促したいからです。未だに携帯電話を持参して大法関連の仕事をしに行ったり、同修と連絡する際に合言葉を使ったり、またはグループ学法の場に携帯電話を持ち込んだりしている人がいます。油断は禁物です! 安全面に気をつけなければなりません。

 携帯電話による監視の精度について話します。

 一、数年前、夫は車で私と娘を連れて、カーナビをつけて大きな市場に行きました。ナビの指示に従って走り続けていた私たちは、目的地に近づいたところでナビの指示を無視しました。すると、ナビから「Uターンしてください」と案内が出ました。それでも私たちは従わずに走り続けたところ、ナビは急に「美女、面白いの?」と叫びました。「美女?」と聞いて、夫のナビをつけていたと思っていた私たちは、「イケメンなのに、美女と言うのは、見当違いでは?」と笑いました。後で知ったのですが、当時は娘の携帯でナビをつけていました。

 二、およそ去年の後半、夫は車で私を連れて、完成したばかりの高速鉄道の駅を見に行きました(彼はそれがとてもよくできていて、ぜひ一緒に回ってみたいとずっと言っていた)。その駅は確かにとてもよく建設されていました。その日は人も少なく、私たちは駅を一周してから帰ることにしました。ある出口に着いたとき、夫は他にも出口があることを知っていたので、そこから出ずにそのまま進みました。その時、広場の大きなスピーカーから、「Uターンしてください。Uターンしてください。行き詰まりです」とのアナウンスが流れました。目の前に走れる道があるので、私たちはそれが他の人に向けての呼びかけだと思いました。しかし次の瞬間、なんと、スピーカーから夫の名前が呼ばれ、Uターンを促しました。私たちはすでに角を曲がったので、引き返すことなく別の出口から出ました。その時、私がすぐに思ったのは、車内には夫の携帯電話しかなかったので、彼の名前を正確に呼ぶことができたのです。

 三、今日の朝食中に、夫が「ザーサイを買えなかった」と言い、私は「ネットで買えばいいじゃない」と言いました。すると、彼は携帯電話を手に取り、気に入るザーサイを探し始めました。「二つ買えば少し安くなる。それに、二つ買ったらおまけもつく」と夫が言うので、私は「ならば、二つ買いましょう。どうせ食べるし、頻繁に買う手間も省ける」と言い終えた途端、携帯電話の画面に二つ分の金額が表示されました。支払いを済ませている途中、夫は「今朝2時過ぎ、肩がすごく痛かった」と言いました。ザーサイの支払いを終えた直後、携帯電話の画面に肩の痛み用の湿布が表示されて、夫は「この盗聴者、速すぎだ!」と驚きながら言いました。

 夫も携帯電話が盗聴されていることを知っています(数日前、同修の交流文章でこのような内容を読みました)。子供が帰ってきたときに髭剃りを持ってこなくて、親戚の家に行こうとしましたが、同修は「近くのショッピングモールで一つ買って来たら」と言いました。子供は「大丈夫」と答えました。翌朝、まだ起きていないのに、子供の携帯電話に髭剃りのプッシュ通知がありました。携帯電話は随時、あなたのすべてを監視しています。その日、夫も同修の交流内容を聞きましたが、気にしていませんでした。今日、彼は本当に監視の凄さを知り、これからは携帯電話の前で軽々しく話してならないと分かりました。

 実は、彼は携帯電話からコメントを投稿した後、2回も使用を停止されたことがあり、今では二度と携帯電話でコメントを投稿したりしません。私も今日、監視や盗聴の酷さを本当に知りました。確かに携帯電話はいつでもどこでも監視、盗聴されているのです。

 個人的な見解に過ぎません。妥当でない部分があればご指摘ください。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/20/484053.html)
 
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