湖北省の顔青娥さん 銀行口座のほぼ全額を差し押さえされる
【明慧日本2024年12月29日】湖北省麻城市在住の法輪功学習者・顔青娥さん(75歳女性)は、法輪功を実践したため、2024年7月4日、麻城裁判所に懲役3年の不当判決と5000元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
顔さんの夫が亡くなった後、顔さん毎月280元の遺族給付金と140元の低所得者補助金に頼って生活していた。
2024年12月4日に、顔さんは現金を引き出すたに銀行に行ったところ、口座残高がわずか12元しかないことに驚いた。窓口担当者は12月2日の取引記録を見せたが、そこには麻城市裁判所の職員が来て、当初残高が4912元しかない顔さんの口座から4900元を引き出したことが記されていた。
翌日、顔さんは娘を連れて裁判所を訪れた。裁判所職員と話すために中に入ることを許されたのは娘だけだった。
顔さんの娘は「なぜ母の銀行口座からお金を盗んだのですか?」と職員に尋ねた。
「どうして金を返せと言いに来たのですか? 李さんはまだ100元借りているんですよ!」と裁判所職員は答えた。さらに職員は、「顔さんは2023年1月31日に鉄門岡村で法輪功を宣伝したとして逮捕され、2024年7月4日に懲役3年と5000元の罰金を宣告された」と語った。
顔さんの娘は「私の母は、良い人間になるために真・善・忍の原則に従っているのに、どこが悪いのですか?」と尋ねた。会話を続けることを望まなかった裁判所職員は顔さんの娘を追い出した。