神韻を鑑賞した日本の観客 夢見る唐の時代「千年の時を超えて」
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 【明慧日本2025年2月12日】神韻芸術団は2月9日午後、日本の大阪SkyシアターMBS(Sky Theater MBS)での最終公演を、終始鳴り止まない熱烈な拍手の中で締めくくった。観客が名残り惜しそうに舞台上のアーティストたちに手を振り別れを告げる中、アメリカの神韻芸術団は、名古屋、京都、西宮、堺、埼玉、東京、大阪での49日間にわたる42回の公演を無事に終えた。

 神韻芸術団は、完璧な芸術形式で中国五千年の正統文化を描き出し、比類ない深みと広がりを示している。唐文化の影響を深く受けた日本の観客達は、神韻公演の精巧で素晴らしい芸術の完成度と、輝かしくも深い伝統的な内容に再び称賛を送った。

 幕がゆっくりと開き、霧がかかったような天上の世界が目の前に現れると、まるで天国に入り込んだかのような光景が広がり、会場の観客からは雷鳴のように大きな拍手が沸き起こった。すべての王が無数の神々を率いて下界に降り立ち、大唐の王朝を築き、歴史に輝く栄光の瞬間を描き出す場面で、観客は感動し心を大きく揺さぶられた。

 唐王朝の最盛期、唐の太宗は道を崇め仏を敬い、正統な修煉文化を広めた。西暦618年、日本は唐朝に使節(遣唐使)を派遣し、神伝文化や仏教の経典、さまざまな制度や法令を日本に持ち帰った。その結果、日本は中国の唐文化の影響を最も深く受けるとともに、唐朝の文化遺産を最も豊かに保存している国の一つとなった。

 神韻が純真で純美な高度な芸術を通じて神伝文化に深く込められた意味を綴り、創世主が下界に降りて人々を救い、新たな宇宙を開くというメッセージを観客に伝えると、千年にわたる日本人の大唐文化への尊重と重視が、さらに深い繋がりと理解をこの瞬間に得ることとなった。

 多くの観客が深く感銘を受け、次々と感想を述べた。「内に込められた意味が豊かで奥深く、驚くべきエッセンスが込められています」「一つ一つの音符がまるで時の跡を刻んでいるかのようで、実に感心しました」「伝統文化と道徳的信仰が復興すれば、人類は理想的な美しい社会に回帰するでしょう」「神がこの世界を浄化し、新たな世界を創造するのだと思います」「地球に来た私たちの使命とは何かを改めて考えさせられました」

图1:二零二五年一月二十七日晚,神韵环球艺术团在日本东京的文京市民音乐厅(Bunkyo Civic Hall)举行了第一场演出。大幕一拉开,展现出天国胜景以及天女仙娥翩翩起舞的殊胜场景,让台下观众掌声四起。

1月27日の夜、神韻芸術団が東京の文京シビックホールで初公演の幕が開かれ、天国の壮麗な風景や天女たちが舞い踊る美しい光景が広がり、観客席からは盛大な拍手が沸き起こった

图2:二零二五年二月三日晚,东京文化会馆(Tokyo Bunka Kaikan)内响起久久不能平息的阵阵掌声。当晚,神韵环球艺术团在这里结束了在东京地区的演出。谢幕时,观众挥手向神韵表达敬意。

2月3日の夜、東京文化会館内には長く鳴りやまない盛大な拍手が響き渡った。この夜、神韻芸術団は東京地区での公演を締めくくった。幕が下りる際、観客は手を振りながら神韻に敬意を表した

图3:二零二五年二月九日下午,在日本大阪Sky剧场MBS(Sky Theater MBS)内,欢呼声与经久不息的掌声交织在一起。随着谢幕的掌声,美国神韵环球艺术团圆满结束了在日本长达49天的巡回演出。大阪的五场演出票在一个月前就全部售罄,出现一票难求的盛况。

2月9日の午後、日本大阪のSkyシアターMBSでは、歓声と鳴り止まない拍手が交錯した。カーテンコールの拍手と共に、神韻芸術団は日本で49日間にわたる巡回公演を見事に締めくくった。大阪公演の5回分のチケットは1か月前にすべて完売し、チケット入手が困難な大盛況となった

  建設会社の社長「神韻を観て中国五千年文明の深い底力を感じた」

图4:二零二五年二月八日晚,建筑公司社长本多繁一(Honda Shigeichi)和夫人观看了神韵环球艺术团在日本大阪Sky剧场MBS(Sky Theater MBS)举行的第四场演出。

 2月8日の夜、建設会社の社長である本多繁一氏と夫人は、神韻芸術団が日本大阪のSkyシアターMBSで開催した第4回公演を鑑賞した。

 本多氏は神韻の公演を観賞した後、絶賛の言葉を惜しまなかった。彼はこう述べた。「男性の舞踊も女性の舞踊も、それぞれに趣があり、技能が非常に卓越していました」

 特に女性の水袖の舞について、彼はこう語った。「華麗な長い袖がまるで仙女が舞い踊っているかのようで、とても生き生きとしていました。これを見て、日本に伝わる天女降臨の伝説や、古い寺院に描かれた天女の姿を思い出しました。この公演から、それらのイメージの原型を見ることができました」

 本多氏はさらに感激して言った。「日本の伝統文化が、中国の伝統文化から多くの影響を受けていることを改めて感じました。例えば寺院の建築様式や寺院内の壁画などです。奈良の多くの古い寺院の形式は中国の古い寺院と非常によく似ており、中国の伝統的な建築様式を受け継いでいます」

 彼はまた、日本に受け継がれた仏教などの信仰の背後に潜む、意義深い修煉文化を実感したと述べた。「中国の伝統的な道教やかつて隆盛した仏教に関連する信仰の根本には修煉文化があり、それは今なお信仰の中に深く根付いているのかもしれません。この文化は、中国の五千年にわたる文明の豊かな基盤を築いており、公演を通じてそのことを感じ取りました」

图5:二零二五年一月二十六日下午,机械设计事务所老板佐竹彬岳(Satake Akitake)和太太佐竹香(Satake Kaori)一起观看了神韵环球艺术团在日本东京涩谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)举行的第六场演出。

1月26日午後、機械設計事務所のオーナーである佐竹彬岳氏と夫人の佐竹香氏は、神韻芸術団が渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で開催した第6回公演を鑑賞した

 幕が上がった瞬間、佐竹彬岳氏は深く感動し、「非常に驚きました、その感覚は、まるで美しい幻想的な世界に入り込んだようでありながら、それでいて非常にリアルでした。まるで仏陀の世界に来たかのようで、全体の光景が超越した雰囲気を感じさせました」と語った。

 佐竹氏はさらに、「日本の舞踊は通常、内向的で控えめな表現が多いですが、神韻の舞踊は繊細な感情を表現しつつも、壮大で力強いダイナミズムを持っています。それはまるで、現実と幻想が交錯する世界で鑑賞しているような感覚でした」と述べた。

 テノール歌手の歌唱もまた、佐竹氏を大いに驚嘆させた。「本当に驚きました、その歌声はまるで私の喉を直接突き抜け、心の奥深くまで響いて共鳴を引き起こしました。自分の声までもが震えているように感じました。本当に素晴らしかったです。あの歌詞は、人生の真理とは何かを教えてくれ、私たちがどのように生きるべきか、そしてどのような人生を追求すべきかを示してくれました」と語った。

 佐竹夫人は、中国の伝統文化の広大さと深さに感嘆した。彼女はこう語っている。「伝統文化は豊かで深遠な内面を持ち、驚くべきエッセンスが込められています。この公演を通じて、伝統文化が大切にすべき貴重な財産であることを改めて実感しました。それは私たちに美しさと深みのある心、そして力を与えてくれるのです」

 一方、佐竹氏は生命についてさらに深く考えるきっかけを得たようです。「私は伝統文化が非常に重要だと思います。それは、自分自身と生まれ故郷や祖先とのつながりを感じさせてくれます。そして、なぜ自分が生まれたのか? なぜここにいるのか? という問いを考えさせられました」と述べた。

 人材コンサルティング会社の社長「神韻が地球に生まれた使命を啓示」

图6:二零二五年一月二十六日下午,专注于人才培育和组织发展的咨询公司社长室伏顺子(Murofushi Junko)观看了神韵环球艺术团在日本东京涩谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)的第六场演出。

 1月26日午後、才能育成と組織開発に特化したコンサルティング会社の社長、室伏順子氏が、東京・渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で行われた第6回目の神韻公演を鑑賞した。

 「ダンサーの皆さんの身体能力には本当に驚かされました。背景のスクリーンと完璧に融合した視覚的な迫力には感動を覚えました」と室伏氏は驚きの声を上げた。

 神韻の公演に没入する中で、彼女は生命の意味について新たな洞察を得たと語った。「私たちが地球に来た使命とは何なのか、この地球で私たちは何をすべきなのかを改めて考えさせられました。感動のあまり涙を流した瞬間もありました」と述べた。

 室伏氏はさらに感想を共有し、「日常生活の中では、さまざまな出来事に遭遇し、時には落ち込んだり勇気を失ったりすることもあります。しかし、ダンサーの皆さんがこれほどまでに高い水準の芸術作品を創り上げるために、多くの困難を経験し、それを乗り越えてきたことを思うと、私ももっと勇気を持って、自分がやりたいことに全力で取り組むべきだと感じました」

 彼女は神韻が世界を救うために来たのだと深く感じたと述べた。「(神韻は)人々や地球を救い、あるいは何かを救い、変えているのだと思います」と語った。公演の内容が神韻芸術団の芸術監督によるオリジナル作品であると知った際、彼女は心からの敬意を表し、「芸術監督はきっと非凡な魂を持った方なのでしょう」と称賛した。「きっと重大な使命を担っていて、そのような偉業を成し遂げるには相当な勇気が必要だと思います。この世にそのような(偉大な)魂が存在することを知り、改めて心を揺さぶられました」と感動を語った。

 病院院長「神韻を鑑賞し、神のいくつしみを感じる」

图7:二零二五年二月二日下午,齿科医院院长鲤渕隆文(Koibuti Takafumi)观看了神韵环球艺术团在日本东京涩谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)举行的第九场演出。

2月2日午後、歯科医院院長の鯉渕隆文氏は、渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)での第9回神韻公演を鑑賞した

 「ダンサーたちの技術は凡人には到底及ばないもので、素晴らしかったです」「私たちがこの世で生きていられるのは、まさに神の存在のおかげであると深く理解し、実感しました」鯉渕隆文氏は、神韻の公演を鑑賞した後、このように語った。

 神韻は中国の伝統文化が持つ神性の内包を表現しており、初めて神韻を観た鯉渕氏は深い感銘を受けた。「今日のすべての舞踊は、中国の古来の思想が現代にどのように受け継がれているのかを表現していました。過去の伝統、現在、そして未来をうまく融合させていると感じました」

 舞台劇の中で、人々が善良と道徳を守り続け、最終的に神によって救われるシーンについて、鯉渕氏は悟りを語った。「誰の人生にも良いことと悪いことがあります。人生とは、これらの浮き沈みの中を進んでいくものです。たとえ困難なときでも、努力し続ければ、必ず良いことが訪れる。これは神が私たちを見守ってくださっているからだと感じています」「重要なのは、常に心の中に明るい光を保ち続けることです」

 著名企業の幹部「神韻は偉大な業績を成し遂げている」

图8:二零二五年二月二日下午,世界知名综合化工厂商高管芹泽领(Serizawa Ryo)偕夫人观看了神韵环球艺术团在日本东京涩谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)的第九场演出。

2月2日午後、世界的に有名な総合化学メーカーの幹部である芹沢領氏は、夫人とともに東京の渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で行った第9回目の神韻公演を鑑賞した

 芹沢領氏は、神韻が完璧な芸術を通じて日本の観客の心をつかんだと考えている。彼は感動して述べた。「日本で40回以上の巡回公演を成功させたことは、非常に素晴らしい業績です。これほどの規模のチームを組織できるなんて、本当にすごいことだと思います」

 そして彼はこう続けた。「この公演は普通のレベルではなく、専門的な訓練を受けた芸術家の水準に到達しているもので、それは素人にも公演を通じて本当に伝わってきます」

 一方、芹沢夫人は次のように語った。「ダンサーたちの実力には本当に驚かされました。私の座席は最前列だったのですが、こんなに近くで見ても、ダンサーがジャンプして着地するときの音が全く聞こえませんでした。どんなに高く跳んでも、着地がとても『静か』なのです。どれほど高度なスキルを持っていればこんなことができるのでしょうか? 本当に素晴らしいです」

 芹沢夫人は印象的なシーンについて、「幕が開いた瞬間、天国の壮麗な世界が目の前に広がり、その光景に感動して涙が溢れました。本当に天国の世界とはこういうものだと感じ、その場面は非常に衝撃的でした」と語った。

 芹沢夫人は、神韻が現代社会に大きな示唆を与えるメッセージを伝えていると考えている。「男性のテノール歌手はとても素晴らしかったです。その歌声は力強く、劇場中に響き渡り、歌詞の内容が私の心の奥深くに直接届きました。この混迷と戦争に満ちた混乱の世界の中で、神韻はノアの方舟のような予言を伝えていると感じました。それは、神がこの世界を清め、新しい世界を創造するということです」

 彼女は続けて、歌声がそのような未来の出来事を指し示していると述べた。「私たちは天の意志に従い、清らかで正しい生活を送らなければなりません」

 医療管理機関の社長「神韻は『邪は正に勝てない』という普遍の法則を描き出す」

图9:二零二五年二月三日晚,医疗机构经营管理公司社长饭田克己(Iida Katsumi)观看了神韵环球艺术团在东京文化会馆(Tokyo Bunka Kaikan)的演出。

2月3日の夜、医療機関経営管理会社の社長である飯田克己氏が、東京文化会館で行われた神韻芸術団の公演を鑑賞した

 「なんて優美で雅やかなのだろう。耳に届く音楽と目に映る人物の風貌、そして歴史的な場面の数々が、どれも息をのむほど美しかった」「今日の公演は、私の心を穏やかで豊かにしてくれました」と、飯田克己氏は観賞後に心から称賛した。

 さらに彼はこう続けた。「彼らの動きはまるで水が流れるように滑らかで優雅でありながら、その流れの中で自然に静止することもできる。この全ては間違いなく徹底的な訓練の成果です」「交響楽団は、単に演奏の質にとどまらず、舞台上で展開するストーリーとの調和が非常に見事でした。例えば、舞台上で戦いの場面が描かれている時、各音符がその動きと完璧に同調しており、舞台のアクションと完全に一体化していました。これは相当な訓練を経た結果であり、本当に素晴らしかったです」

 神韻が演じた中国文明五千年の壮大なドラマについて、飯田氏は次のように語った。「公演のストーリー内容は簡潔で分かりやすく、善人とは何か? 悪人とは何か? また、神の存在を描写し、最後には神が人間界の勝敗を決定するという、古来から変わらない『邪は正に勝てない』という法則を伝えています」

 現在、神韻が中国で公演できないことについて、飯田氏は深く残念な気持ちを示した。「日本人として、今日の公演の中で描かれた歴史やストーリーの一部は馴染み深いものでしたので、とても親近感を覚えました。だからこそ、中国の人々にもこうした公演を観てもらいたいと思います。『善良とは何か』など、人間性や道徳について気付かせてくれる機会となるはずです」

 神韻公演について詳しくはコチラ https://www.shenyun.com

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/10/490602.html
 
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