【明慧日本2025年4月25日】(明慧記者・高思羽)神韻(シェンユン)芸術団の8つのグループは4月初めからの2週間、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、そして台湾の18都市で同時に巡回公演を行った。ニューヨークでの18公演はすべて完売し、ドルトムントでの6公演は前売りで完売した。特に最終公演では4回のカーテンコールが行われ、今シーズンのドイツ神韻公演は幕を閉じた。
見識豊かなニューヨークの来場者、多文化に慣れたカナダ人、厳格なドイツ人、ロマンチックなフランス人のいずれもが、神韻が表現する「神の舞の美しさ」に魅了され、舞台から伝わる神の慈愛を感じ取っていた。観客には子供から高齢者まで幅広く、長年待ち望んでようやく鑑賞できた人や、毎年のように足を運ぶリピーター、さらには遠方から、国境を越えてまで神韻を追いかけてくる熱心なファンも少なくない。
神韻の芸術家たちの卓越した技と完璧な演出に、各国の観客は深い感動とともに涙を流し、芸術監督とアーティスト全員の献身に心からの敬意を表した。
3月26日から4月13日まで、神韻ニューヨーク芸術団はニューヨークのリンカーン・センターにあるデビッド・カーク劇場で18公演を行い、すべて完売した。写真は4月9日午後の第13回公演の様子 |
4月9日から4月13日まで、神韻新紀元芸術団はカナダ・モントリオールの芸術センターにあるウィルフリッド・ペルティエ劇場で6公演を行った。写真は4月13日午後、最終公演のカーテンコールの様子 |
3月29日から4月6日まで、神韻新紀元芸術団はトロントのフォーシーズンズ舞台芸術センターで9公演を行った。写真は満席の会場の様子 |
4月3日から6日まで、神韻北米芸術団はアメリカ・デンバー市のビューエル・シアターで5公演を行った。写真は4月5日午後に公演が満席の中、盛大に幕を閉じた様子 |
4月8日から12日まで、アメリカの神韻巡回芸術団はドイツのドルトムント劇場で6公演を行った。写真は、4月12日に行われた第5回公演終了後の様子 |
3月30日から4月6日まで、アメリカの神韻世界芸術団はドイツ・フュッセンのノイシュヴァンシュタインにて8公演を行い、すべて完売した。写真は4月5日午後、観客が劇場外で開場を待っている様子 |
アメリカの金融投資家「神韻は時を超え、未来への道を切り開く」
ナスダック上場の金融サービス会社を経営する金融投資家フレデリック・ニューコム氏と夫人(新唐人テレビ) |
金融投資家フレデリック・ニューコム氏はこう語った。「神韻の公演は、本当に見事で、素晴らしい大規模な舞台でした。神韻が私たちに、中国の神伝文化の変遷、そしてそれが人類の歴史とともにどのように歩んできたかを見せてくれたことに、心から感謝しています」
「アメリカの歴史は数百年ですが、中国の文化は数千年もの時間をかけて積み重ねられてきたものです。そして神韻は、私たちに『美しき中国』と、その中で人々が歩んできた歴史の流れを見せてくれました」
「神韻は、まさに卓越した芸術の表現です。そして何よりも素晴らしいのは、それが未来に向けての道しるべとなっていることです。特に、国の文化や歴史の歩みを考える上で、大きな示唆を与えてくれる存在だと思います。本当に素晴らしい公演でした」
米国のベテラン金融家「最高の舞台でかつてない感動を与えてくれた」
金融家ウィリアム・ノーラン夫婦(新唐人テレビ) |
「これはまさに最高峰の舞台です。本当に素晴らしく、感動的でした。舞踊、込められた意味、そして語られる物語のすべてに深い意義がありました。神韻のプログラムには本当に深みがあって、心を打たれました。私たち2人とも、思わず涙が出そうになったほどです」と金融家ウィリアム・ノーラン氏は語った。
「私の人生で見た中で最も美しい舞踊でした。語られる物語には強いメッセージが込められており、感情にあふれ、精神的な深みもあります。伝えられるメッセージは非常に力強く、深く胸に響きました」
神韻の公演を鑑賞した後、同氏は以下のように悟った。「創世主は私たちすべての命に責任を持っておられます。私たちはほかのためではなく、創世主に仕えるために生まれてきたのです。そして、私たちは本来自由な存在であり、その自由は創世主に仕えることによって真に意味を持つのです」
元ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の主演ダンサー「完璧な傑作」
元ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の主演ダンサー、フランク・デラポラ氏(大紀元) |
デラポラ氏は次のように語った。「神韻のダンサーたちの卓越した技術には本当に驚かされました。彼らの技術レベルは非常に高いです。多くの人は、これらの動きが体操のようなものだと思うかもしれませんが、もしあなたがダンスの世界に詳しければ、神韻のダンサーたちが足腰の動きを完璧にコントロールしていることが分かるはずです。彼らが行う滑らかで難度の高い動きは、見せかけのトリックではありません」
さらに、身振り手振りを交えて説明を続けた。「体操を見ると、確かに派手な技があります。私がメトロポリタン劇場でバレエを上演していたときのように、古典舞踊を見ている人は、舞踊の芸術を見ているのです。神韻のダンサーたちは、身体のコントロール力、表現力、そして高度な技術的要素を融合させて、物語を完璧に伝えています」
「神韻のダンサーたちは、しっかりと訓練を受けていて、規律も非常に整っています。特に印象的だったのは、女性グループダンスで行っていた、足を高く上げてからゆっくりと下ろす動作では、みな直立の姿勢でその動きを行いました。私は誰かがふらついたり揺れたりしないか注意深く見ていたのですが、全員がしっかりとバランスを保っていました。これは彼女たちが舞台空間に対して非常に鋭い感覚を持っていること、そして基礎が非常にしっかりしていることの証です。まさに優れた訓練の成果であり、素晴らしかったです」
デラポラ氏は、約30年にわたり世界のバレエ界で活躍してきた経験豊かな主演・ソロダンサーで、国際的に著名な数々の芸術団体と共演し、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で約17年間にわたり多数の主役を務めた。また、「白鳥の湖」など多くの作品でプロデューサーも務めた実績がある。
デラポラ氏は、「ダンサーたちはまさに『神の舞の美しさ』を完璧に表現していました。私たちは本当にその美しさを目の当たりにしたのです。『神韻』という名前はまさしくその通りだと感じました」と称賛した。
そして最後に、神韻芸術総監督への敬意と感謝の言葉を述べた。「D.F.先生、神韻はまさに完璧な芸術作品です。公演に込められた規律と精神、音楽性、芸術的な気品、ユーモア、優雅さ、そして喜び。すべてが素晴らしく、本当に感動しました。元バレエダンサー、そして舞台芸術者として、心より敬意を表します。私たち家族全員が神韻を愛しています。あなたのすべての努力に感謝するとともに、これほど素晴らしい公演を届けてくれた芸術団の皆さんにも心からの感謝を伝えたいと思います」
カナダの著名画家「神韻は純真への道を開く」
4月13日午後、著名な画家フランク・リクスコ氏(右)と油絵画家ジョアン・リクスコ氏(左)は、カナダのバンクーバーで神韻公演を鑑賞した (新唐人テレビ) |
「神韻は、私に真に美しく、清らかな芸術体験をもたらしてくれました。それはまるで、芳醇な良薬を口にしたようで、本当に素晴らしいものでした。美というものは、心の扉を開く鍵であり、人が異なる認識や価値観に対しても寛容でいられるよう導いてくれます。そしてそれは、人と人とが神聖な形で心を通わせるための手段にもなります。この公演はとても感動的でした。そして、人間にとって『神の存在』が確かにあるということを、改めて思い出させてくれました。現代社会では、そうしたことを考える機会が減ってしまっていますが、神韻はそのきっかけを与えてくれました。非常に貴重で奇跡的な時間でした」とフランク・リクスコ氏は語った。
彼はまた、こう語った。「神韻は、人々に真の美しさ、純粋さ、そして善という精神を届けてくれます。神韻を観ること、そしてこの世界を体験することは、非常に魅力的な出来事です。なぜなら、それは古代の記憶を呼び覚まし、かつて自分の中にあった純真を思い出させてくれるからです。それこそが、私が最も美しいと感じた部分であり、神韻は私に純真への道を開いてくれたのです」
ドイツのソプラノ歌手「神韻の歌は深い意味を持ち、心に響く」
4月5日、ドイツのソプラノ歌手で合唱団の指揮者でもあるダニエラ・レスリングスホーファー・ミュラー氏は、友人とともに300キロ以上を車で移動し、フュッセン市で神韻の公演を鑑賞した(新唐人テレビ) |
ミュラー氏は次のように語った。「今日観たもの、聴いたものは本当に心を打たれました。音楽は舞踊や舞台全体をうまく引き立てており、とても感動的でした。歌曲には、とても強く惹かれるものがありました。歌とは『表現することだ』と思っています。だからこそ、意味のある歌詞は私にとって非常に大切なのです」
「神韻の歌には深い意味が込められています。初めて歌詞を読んだときから強く心を引かれました。信仰の次元に触れ、人はどこから来て、どこへ向かうのか、生命の意義とは何か、そういったテーマは非常に重要です。これらの歌詞は何度も読み返し、考えさせられるものです」
フランスの心理療法士「神韻は心を癒し、生まれ変わったような気持ちにさせてくれる」
フランスの感情マネジメント訓練機関の代表、心理療法士でもあるヴィルジニー・ヴァランタン氏(新唐人テレビ) |
ヴァランタン氏は感嘆の声を上げた。「神韻は本当に驚くべき舞台です。華やかで美しく、心と身体を和らげ、魂を癒してくれます。そして何より、新たな命を吹き込まれるような感覚を与えてくれるのです。それと同時に、中国の歴史にも触れられるという点で、とても意義深いものだと思いました」
「私の中にある何かが持ち上げられ、包み込まれ、浄化され、高められていく。それが神韻の舞踊が与えてくれる感覚です。実際に今この瞬間も、その感覚がまだ残っていて、私の声まで自然と柔らかくなっているのを感じました。先ほども言った通り、神韻には不思議な力があり、私たちを持ち上げ、導き、心を癒し、本当に平和をもたらしてくれるのです。 まさに今、私たちに必要なものなのです」