山東省:小学校教師四回も不当に連行される
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 (明慧日本)山東省キョ南県に在住の法輪功修煉者・付廷法さん(44歳男性)は20111028日、中共(中国共産党)当局に連行され、臨沂市内の洗脳班に拘禁された。当局による連行は、付さんにとって4回目となる。

 付さんはキョ南県十字路鎮第3小学校の教師である。付さんは20016月、法輪功を修煉しているという理由で警官に身柄を拘束され、県の留置場に拘禁され迫害を受けた。1カ月後、警官は5千元をゆすり取った後、付さんを釈放した。

 釈放されて半年後、付さんは再び連行され洗脳班に拘禁された。洗脳班で迫害され付さんは心身ともに深刻なダメージを受けた。

 2010915日午前9時ごろ、付さんは同県の城北派出所の所長など、数人の警官に自宅から連行された。付さんは「法輪大法は素晴らしい!」と叫んだという理由で15日後、1年の労働教養を下され、山東省第二労働教養所に拘禁された。付さんは警官の指示で受刑者から殴打され網膜が剥離した。その後、労働教養所側は責任を負うことを恐れ付さんから2千元を「生活費」と称してゆすり取った後釈放した。

 付さんは網膜剥離の手術を受け、1万元近い治療費を要したが、いまだに完全に回復していない。しかしその間、教養所側は付さんを同施設に戻して迫害を継続しようと何度も付さんを脅迫した。付さんはそれに対して強く抗議し告訴した。教養所側は法的制裁を受けることを恐れ、付さんに2万元の「生活補助金」を支払い、1年後に突然、付さんの不当な労働教養に関する協議を取り下げた

 20111012日、臨沂の610弁公室とキョ南県の610弁公室の警官は、付さんなど8人の法輪功修煉者と「面談」を行った。その中の2人の修煉者は洗脳班から出てきたばかりだった。

 「面談2週間後の1028日、付さんは再び洗脳班に拘禁されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/1/248586.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/7/129257.html)     更新日:2011年11月19日
 
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