(明慧日本)山東省安丘市に在住の法輪功修煉者・王海清さん(48歳女性)は、法輪功を学び、法輪功の真相を伝えたとして、中共(中国共産党)当局に懲役12年の不当判決を言い渡された。
王さんは山東省安丘市製粉会社の職員だったが、10数年前、会社が破綻して失業した。中共は1999年7.20に法輪功への弾圧を開始した。当時、王さんは法輪功を修煉していなかったが、多くの法輪功修煉者が中共の強権の下で屈しない行動を見て、王さんは感動したという。王さんは「どんな力が法輪功修煉者たちを支えているのだろうか」と不思議に思いながら、『転法輪』を探して読みました。読み終えた王さんは心が開け、疑問が解けた。それから、王さんは法輪功への修煉の道に入った。その後、王さんは患っていた先天性心疾患が治り、心身ともに元気を取り戻した。
2000年4月、王さんは天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」と書いた横断幕を出した。そのため、警官に連行された。翌日、安丘市に送還され、市の留置場に拘禁された。その後、王さんの家族は釈放金2000元を強要された。
その2カ月後、王さんは再び、天安門広場で横断幕を出し、再び連行された。その後、王さんは拘禁された留置場で暴行を受けた。
2000年8月のある日、王さんはバイクに乗って、諸城市で法輪功のチラシを配っていた際、公安局の警官に連行された。諸城市の留置場に拘禁された王さんは、殴打されて顔はあざだらけで、髪の毛も引っ張られて大量に抜け落ち、バイクも没収された。
2日後、王さんは安丘市公安局に移送され、警官に暴力を振られながら、自白強要の取調べを受けた。その後、安丘市留置場に32日間拘禁された。王さんは留置場で灌食された。王さんは鉄の椅子に縛られ、警官にチューブを鼻から入れたり出したりを繰り返された。チューブも鼻も血だらけになり、王さんは何度も意識不明になってしまった。
拷問の実演;野蛮な灌食 |
2002年7月18日、王さんは、法輪功の資料を配るとき、警官に身柄を拘束され、安丘市留置場に拘禁された。留置場の迫害によって、王さんは痩せこけ、昏睡状態が続いた。その間、警官は王さんの家族から、3万2千元をゆすり取った。
2003年6月3日、王さんは幼稚園から子供を迎えに帰る途中で、警官に連行された。警官は王さんを猛烈に殴打し、王さんの口から血が出て、子供は怖くて大泣きした。警官は王さんの家の鍵を奪い、家宅捜索を行い、1000元を没収した。そして、王さんを安丘公安局まで連行した。公安局で、警官は王さんが両便失禁するまで殴った。王さんは腰部を負傷し、目を開けられず、頭が上がらなくなった。翌日、王さんは昌楽県留置場に移送された。昌楽留置場でも、王さんは「死人ベッド」に縛られ、3日間の拷問を受けた。
2005年11月初め、警官は王さんの自宅に侵入し、王さんを連行しようとしたが、王さんは不在だったため、警官は王さんの夫(法輪功を修煉していない)を連行し、パソコン、プリンタなどを没収した。
2007年11月2日夜、王さんの10歳の子供だけが家にいたとき、警官は王さんの家のドアを凶暴に叩いた。王さんの子供は怖くて大泣きし、近隣の人たちが警官の暴力的な行為を制止した。翌日、警官は王さんの子供の学校へ行き、子供を恐喝して王さんの家に侵入した。警官は王さんの家にあるパソコン関連機器、法輪功の関連書籍を没収した。
2008年5月11月午前、王さんは他の数人の法輪功修煉者とともに、北新村で警官らに暴行を加えられ、身柄を拘束され、留置場に拘禁された。留置場での迫害により、王さんは足の筋肉が萎縮し、感覚を失った。9月23日、王さんは人に抱えられて裁判所に入った。10月8日、王さんは懲役12年の不当判決を下された。
王さんが山東省女子刑務所に送られたとき、すでに非常に弱っていたため、刑務所側は王さんの収容を断った。しかし、安丘市の警官は刑務所側に1万元の賄賂を渡し、王さんを強制的に刑務所に入れた。
刑務所で、王さんは法輪功修煉者を迫害する専門の隊に入れられた。警官は王さんに法輪功の修煉を放棄させるため、真冬にも服を着ることを許さなかった。