主流社会に神韻を広めた体験(三)
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本20111229

 神韻公演を広める中で、執着心を取り除き、心性を向上させる

 1年目のチケット販売の時、一部の同修は町でチラシを配りました。私は団体チケットの販売を担当しましたが、私も町でチラシを配り、神韻や他の事で忙しい夫まで連れ出して町でチラシを配ってもらいました。理由は他人から指摘されたくないからでした。翌年も同様にしょっちゅうチケット販売所に行き、自分の担うべき仕事はほとんど出来ませんでした。

 地域の協調人は私たちがチケット販売所に集まっているのを見て、私をチケット販売所の担当から外したので、当時私は面白くありませんでした。後で、チケット販売所の前でお客様が転倒するという現象が何度も現れ、ある時は1日に何人も転倒しました。私は自分に問題があることを悟らず、協調人がうまく協調できていないためだと思いました。その年の神韻が終わってから数カ月後師父は『更なる精進を』の経文を発表されました。「それでは現在から、皆さんに教えますが、各プロジェクトの主要責任者、最高責任者はそのプロジェクトの代表です。各地の佛学会の最高責任者も含めて、彼はこのプロジェクトの代表です。彼が行ったこと、要求したこと、下した決定に対して、無条件に実行し、(熱烈な拍手)今からこのようにします」の段落を見て、私は自分が間違っていたのが分かりました。

 当時、協調人の態度のみを見て、自分を探していませんでした。しかも長期にわたって協調人に不満の心を持ち、物事本質を見抜けませんでした。師父は、私たちが毎日チケット販売所で待っているだけで、多くの方面でよく行なっていないから、私たちに主流社会へ神韻を広めに行くよう悟らせてくださったのです。自分の執着や固執によって自分が行うべき事を行わず、衆生を救うことに大きな損失をもたらしました。私は他の人より偉いと思う心があり、どこでも自分がいなくてはならない思っていました。それ以外にも安逸心や、自分の担うべき責任を回避しようとする心などがありました。

 数日前、ある常人団体から講演を頼まれました。そこで神韻公演を紹介することができ、しかも週末にはある政党の議員たちの会食があり、そこで議員たちを紹介してくれることになりました。講演の内容は主に中国人の角度からみた日本と中国社会の現状でした。原稿を準備する時、大きな妨害を感じました。原稿を書き始めると、電話が絶えず鳴り、心を静めて書くことができませんでした。原稿を準備する中で、自分が政治に参与しているのではないか、彼ら私のことを利用するのではないかなど、色々な考えが現れ、頭が非常に痛く、発正念をしても効きませんでした。全身にわけの分からない寒気を感じ、重い風邪をひいたかのようでした。最近、外で真相を伝える時、常に怖がる心があり、まるで悪いことをしているかのようなマイナスの考えがありました。同修と交流して、自分自身に存在する邪党の要素が妨害していることが分かり、学法発正念で、自分自身に存在する邪党の毒素を取り除いて、講演の前日に、ようやく原稿が完成しました。

 当日朝起きてから体の調子が悪く、午後、私のために発正念をしてくれる同修を探して、一緒に会場に向かいました。邪霊私が話すことを怖がって妨害しているのです。しかし夜の講演は同修との協調によりよい結果が得られました。神韻を紹介し、神韻プロモーションビデオも流しました。見た人の反応は良く、劇場に行ってみると話す人もいれば、私たちのため神韻公演を宣伝すると話す人もいました。最後に彼らの提案で、私たちは功法の第一式、二式を煉ってから帰りました。家に戻ってから、悪かった調子はすっきりとして、体は楽でした。明らかに体のよくないものがなくなっていることを感じ、非常に落ち着きました。それから、同修の提案を無条件受け入れることができ、他人に言われたくない心もだいぶなくなったことに気付きました。同時に常人と接触するとき、度量が狭く、衆生を救う角度から問題を見るのではなく、自分のことを先に考えていたことを感じました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/24/250960.html)     更新日:2011年12月30日
 
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