【明慧日本2012年2月3日】法輪功は一種の信仰であり、精神的な支柱でもある。中国の法律も法輪功の信仰を禁止すると書かれておらず、法輪功修煉者が宣伝資料を配布することは、信仰上の自然な活動であり、中国の憲法でも信仰と言論の自由が保障されている。しかし1999年以降、中共(中国共産党)当局は自国内の法輪功修煉者に対して激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に加担し、迫害の規模を拡大させている。一方で善、悪ともにその行いには報いがあるもので、将来、天は必ず中共を滅ぼすだろう。下記は修煉者への迫害に加担した悪人の身に、実際に起きた出来事である。
安山坡は、河北省保定市望都県賈村郷北賈村の村長だった。1999年7.20から現在まで、安は当局の法輪功への弾圧政策のもとで利益に目が眩み、周彦麗さんなど多数の修煉者の身柄を拘束し、不当な連行や拷問、監禁を行い、多くの悪事を働いた。しかし安は2010年、わずか59歳で脳血管障害の後遺症(偏風)である半身不随に陥ったほか、息子が交通事故をおこして多数の人に怪我を負わせ、十数万の賠償金を支払うなど、一転して次々と不幸に見舞われた。こうして最後、2011年11月末に安は、病気に苦しみながら孤独に息をひきとった
四川省の什邡(しゅうほう)市地域では2007年10月13日、同市610弁公室の指示により、国保(国家安保衛)大隊をはじめ、公安局や各町村の派出所が、地元の法輪功修煉者20人ほどの身柄を拘束し、そのうち王忠群さん、陳茹さんの2人に対して懲役4年と懲役3年の判決を言い渡すなど、悪質な迫害を行った。この迫害に加担したのは、同市検察庁公訴科の元役人・付嵐林(30代男性)である。2007年末、付は公訴科に勤めるようになってから、各種の罪名を作りあげ、修煉者を密告するなどして、中共による迫害に加担してきた。付が行った迫害はあまりにも度を越していたため、悪の報いを受けたのか、2008年7月頃、60歳過ぎの父は直腸ガン、母は乳腺ガンを患った。結局、その2年後、付の両親は同じ日に突然倒れ、そのまま急死した。
元山東県海陽市裏店派出所の警官・孫明義は、良心の呵責(かしゃく)もなく修煉者への迫害に力を注いでいた。しかし、まだ40歳過ぎだった孫は突然、自動車事故に遭い、重体となってそのまま帰らぬ人となった。
山東県海陽市牛根樹村に住んでいた紀寿瑞は、1999年7.20以降、中共が法輪功への迫害を始めてから、当局からかけられた懸賞金に目が眩み、多数の修煉者に対して監視や尾行、密告をし続けた。結局、2008年2月、悪の救いが身に降りかかったのか、紀は肝臓癌を発症し、そのまま死亡した。享年わずか54歳であった