【明慧日本2012年2月7日】法輪功修煉者・許洪賓さんは、元の勤務先だった済南新聞出版社で、法輪功の修煉を放棄する旨の保証書にサインすることを拒否したという理由で、一方的に解雇された。2010年1月、許さんは家族に知らされないまま、令状の提示なく警官に逮捕され、山東省第一刑務所へ移送された。拘禁中、許さんは外界と隔離されたうえに、脅迫や誘惑など、卑劣な手段で精神的にプレッシャーをかけられたり、受刑者らから集団暴行を受けたり、全身を動かせなくなるほどの重体になるまで棒や靴、釘が付いた木の板などで殴打された。また、両手の指を針で刺される拷問など、許さんはこのように壮絶な拷問を受け、苦しめられる日々を強いられた。
拷問の実演:殴打
2010年8月から、許さんは炎天下の強い日差しに晒されるなか、毎日5時間にわたって立たされ続ける拷問を受けた。許さんはそのたびに脱水状態に陥ったものの、施設側は何の措置も取らなかっただけでなく、水さえ与えなかった。
様々な拷問を受けた許さんは、肉体、精神ともに甚大な苦痛を嘗め尽くしたにもかかわらず、迫害に屈することなく、他の受刑者達に法輪功の真相を伝え続けた。しかし、かえって看守の恨みを買い、処罰として少なくとも8本のスタンガンで電気ショックを加えられた。そのうえ体が衰弱し、病気にかかった状況下で、許さんは厳寒の中、冷たい雪の地面に素足で立たされ、枷をかけられるなどの虐待も加えられた。夜になると、再び立ち続けることを強制され、許さんは目をつぶるたびに殴打され、睡眠をはく奪された。
拷問の実演:数本のスタンガンで電気ショックを加える
2011年5月、許さんは転向を目的に、更に残酷な手段で迫害されるようになった。許さんは密閉された独房に監禁された上、後ろ手に枷をかけられたまま殴る蹴るの暴行を加えられるなど、様々な拷問を受け苦しめられた。
1年7カ月の監禁生活の後、許さんは釈放されたが、依然として許さんは地元警察からに嫌がらせ受け続けている。