甘粛省:妻が不当連行、鎮役人の夫も迫害される
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 【明慧日本2012年2月9日】甘粛省の荘浪県万泉鎮の役人・薛強さんは2011年3月21日、妻・靳巧艶さんが法輪功の資料を配布したという理由で、当局の法輪功への弾圧政策に追随した人員らによって強制連行や家宅捜索、不当拘禁を受けた。

 薛さん夫婦は拘禁されていた間、味の薄い麺しか与えられず、毎月金銭を脅し取られた。一方で家族にも迫害の手が及び、不当に家宅捜索を受け、3000元をゆすり取られた。

 薛さんは2011年4月30日、家へ帰されたものの、警察に公安局まで呼び出され、さらに3000元の現金をゆすり取られた。また、パソコンなどの貴重品も没収された。5月20日夜、当局の警官や役人らは薛さんの家に立ち入り、1年の労働教養処分を記載した令状を渡した。それから10日後、薛さんは勤め先で強制連行されてまもなく、5月31日、甘粛省第二労働教養所へ移送された。しかし、健康診断の結果、異常が発見され入所拒否となり、元の施設に戻された。にもかかわらず、依然として中共(中国共産党)の公安に相次ぎ嫌がらせなどで苦しめられる日々となっていた。

 2011年6月13日、勤め先は休養を口実に薛さんを休ませた。それ以来、職場に復帰する日も知らされず、給料の支払いも停止された。

 2012年1月9日、薛さんは勤務地へ行き、仕事の復帰を申し出たが、理不尽な理由で追い払われた。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/5/252738.html)     更新日:2012年2月10日
 
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