【明慧日本2012年2月7日】蘭州市城関区に在住の祁(き)麗君さん(61)は、1995年に中国の伝統的な気功修煉法である法輪功を習い始めてから、冷え性などの症状に悩まされなくなり、体が丈夫になった。しかし1999年7.20以降、中国共産党が法輪功修煉者への迫害を行い、祁さんも迫害を受けた。以下は当人が受けた迫害状況である。
祁麗君さん
2002年5月2日夜9時頃、祁さんは自宅に侵入してきた私服警官によって地面に押し倒され、一部の家財を強奪された。さらに収容所に監禁され、強制労働を科せられただけでなく、残酷の拷問を加えられた。さらに祁さんは、体を自由に動かせないよう、長時間枷を後ろ手にかけられた。
拷問の実演:後ろ手に枷をかける
2003年7月20日、祁さんは当局のコントロール下にある裁判所から、非公開の状況で懲役10年の重刑を不当に言い渡された。
2004年3月19日、祁さんは甘粛省女子刑務所に収容された。刑務所の第6監区に編入されて以来、祁さんは人体に危害が及ぶほどの辛い強制労働を強いられた。また、修煉者1人につき、数人の監視員が配置され、祁さんは常に監視され、行動を制限される日々を強いられた。
2009年8月、祁さんは釈放され帰宅したものの、それ以降も、当局から派遣された人員によって嫌がらせや監視、尾行などを受け、引き続き迫害され続けた。
2010年5月、祁さんは刑務所へ送るなどと脅迫されたうえに、監視や尾行を強化された。
2011年9月24日、祁さんは地元で人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、不当に拘束された上、労働教養1年を宣告された。10月10日、祁さんは甘粛省女子労働教養所へ移送された。
2012年1月18日、祁さんは、収容施設の面会場所で家族に、高血圧と心臓の異常を訴えた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)