四川省:中学校教師 刑務所で迫害され失明寸前(写真)
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 【明慧日本2012年2月12日】四川省涼山(りょうざん)州昭覚(しょうかく)県にある民族中学校の教師・呉世海さんは、謙虚、善良で誠実な人である。呉さんはいつも、法輪功の教えに基づき、善の心を修め、周りの人に優しく接していた。しかし、このような良い人が2005年~2009年 まで、中共(中国共産党)当局の徳陽刑務所に拘禁されてひどい拷問を受けた。

 呉さんは現在、刑務所の迫害で失明寸前の状態になり、自立生活を送れない状態に陥っている。

 刑務所で呉さんは、足の10本の爪を全部剥がされた。耳はひどく殴打されて充血し、血の塊で両耳が完全に変形している。さらにひどく殴打された呉さんは、前歯2本が抜け落ちた。呉さんは現在、口元と頭部に生々しい傷跡が残っている。

 2005 年4月6日、呉さんは生徒に法輪功の真相を伝えた。4月27日、呉さんは当地の610弁公室の警官に不当に身柄を拘束されて家宅捜索され、家財を没収され た。そして、公安局に拘禁されてひどい拷問を受けた呉さんは、救急車で病院に搬送された。その後、昭覚県裁判所は呉さんに対して、不当に実刑判決を宣告し、 呉さんを徳陽刑務所に移送した。

 徳陽刑務所2監区に拘禁された呉さんは、猛打されて体中傷だらけになり、声が出なくなった。また、警官は呉さんを殴打しながら、目に指を入れたため、呉さんは目が悪くなった。2006年7月12日午後1時ごろ、呉さんは再び殴打されて前歯が2本抜け落ち、口元を20針以上縫った。

 その後、呉さんは10級の障害者と認定された。

'吴世海近照'

呉世海さん

酷刑演示:暴打

拷問の実演:ひどく殴打される

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問の実演:成分不明の薬物を注射される

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/4/252718.html)     更新日:2012年2月13日
 
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