四川省:法輪功修煉者夫婦 新年を迎えても自宅に帰れず
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 【明慧日本2012126日】四川省綿陽(めんよう)市に在住の医師法輪功修煉者・高銀礼さん夫婦(80歳前後)は、昨年11月初めから、中共(中国共産党)当局の迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。その後、警官らは高さんの子供たちの家で繰り返し嫌がらせを行い、子供たちから両親の居場所を聞き出そうとした。そのため、高さん夫婦は新年を迎えても、自宅に帰れなかった。

 高さん夫婦は診療所を営んでいる。夫婦は「真・善・忍」の原則に従い、より良い人になるよう努力し、患者さんから信頼を得ていた。そのため、診療所には患者さんが絶えなかった。

 2011117日夜6時過ぎ、綿陽科創園派出所の警官30数人は、高さんの息子・高兵さんの自宅を包囲した。警官らは、高兵さんの家のドアをこじ開け、窓ガラスを割って不法侵入した。そして、警官らは仕事を終えて帰宅した高兵さんの身柄を不当に拘束し、洗脳班に拘禁した。洗脳班で高兵さんは、法輪功の修煉を放棄する旨の書面「三書」を書くよう強要された。

 息子が連行されたことを知った高さん夫婦は、自分たちの名前も洗脳班に拘禁するブラックリストに載っていることを知った。洗脳班に拘禁されることから逃れるため、夫婦はやむを得ず、自宅を離れざるを得なかったという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/21/252093.html)     更新日:2012年1月27日
 
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