【明慧日本2012年2月20日】黒竜江省ジャムス市に在住する80歳の王風君さんは、健康のため、法輪功を修煉し続けたことで、12年来、中共当局の法輪功への弾圧政策によって嫌がらせや脅迫、拘禁の理不尽な迫害を受けてきた。王さん一家はこのような迫害や人権侵害にショックを受け、寝食ともに安定しなくなり、精神的に不安定で、子供の仕事にも影響が及んだ。さらに、夫が病気を引き起こして数週間の寝たきり生活を送ったことで、精神的な苦痛の限界に達したため、一家の生計に影響を及ぼし、家族全員がドアをノックする音にさえビクビクして震え上がるようになり、苦しい生活に陥っている。以下は、自ら受けた迫害に関する王さんの陳述である。
私は1997年8月に法輪功を修煉するまでは、子宮腫瘍、神経衰弱、事故による骨折と身体障害などの多種の疾病を患い、死にたいと思うほど苦しんでいましたが、隣人の紹介を通して修煉して以来、ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律しており、病院に通うことがなくなって心身ともに回復しました。
1999年7.20、中国共産党の法輪功に対する弾圧は天地を覆うかのような勢いで、前代未聞の残酷な迫害が始まり、デマや批判などが広がりました。
2000年、私は、同じく修煉者十数人とともに法輪功の本を見たことで、警官にジャムス市留置場へ移送されましたが、高血圧で健康診断で異常があるとして、釈放されました。
2001年、私は、洗脳班へ連行され、転向を目的に3日にわたって、修煉を放棄するという保証書にサインをするまで悪質な思想改造を強制されました。
2010年、市公安局の警官らは私の自宅に侵入し、2時間も家を荒らし回りました。夫はこの迫害にショックを受けて立つことも困難になりました。そして、自宅から法輪功の書籍や大量の電化製品を没収されました。その後、夫はひどい病気を引き起こして倒れました。さらに、私が法輪功を続ければ、息子の妻も仕事を解雇すると脅されました。
迫害されて以来、私はまた重病を患って回復できず、さらに苦しい生活を強いられていました。にもかかわらず、依然として派出所、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、警察署、610弁公室、街道弁事所(中国の行政の末端機関)、党書記に相次ぎ嫌がらせなどで苦しめられ、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、肉体的、精神的にひどく疲れ弱っていました。
私のような80歳の老婦が『真・善・忍』の教えに従って、家庭では自力で生活ができ、人に迷惑をかけず家族と仲良く暮らし、社会では健康で医療費など国家に負担をかけずルールを守るよい公民になりましたが、これらの行為は法輪功がもたらしてくださった贈り物です。法輪功への迫害を一刻も早く停止させるよう国際社会の皆様に呼びかけます。