【明慧日本2012年2月24日】雲南省曲靖(きょくせい)市に在住の法輪功修煉者・彭平国さん(50歳男性)は、1998年に法輪功の修煉を始めた。彭さんは「真・善・忍」の原則に従って良い人になるように努め、誰からも良い人だと認められていた。
2010年3月26日昼頃、彭さんは妻と買い物に出かけたとき、馬街派出所の警官に不当に身柄を拘束された。さらに彭さんの家は家宅捜査を受け、法輪功の関連書籍、テープ・レコーダーなどの家財を没収された。没収された物品の明細書は渡されなかったという。
その後、彭さんは陸良県国保(国家安全保衛)大隊の警官らに不当に連行され、陸良(りくりょう)県刑務所に1カ月間拘禁された。2010年4月30日、彭さんは陸良県刑務所から保釈された。
彭さんは保釈されてから1カ月後、妻と田植えをしていた時、警官らに馬街派出所まで出頭するよう命じられ、そのまま戻ってこなかったという。
その後、彭さんの妻は彭さんが半年間陸良県刑務所に拘禁されていたことを知った。また、曲靖市中級裁判所では、彭さんに対する不当な裁判が行われた。しかも、裁判所側は裁判を開廷することを彭さんの家族に知らせなかったという。家族はほかのルートを通じて裁判が開廷されることを知り、当日裁判所に駆けつけた。法廷で、裁判官は彭さんが喋ることを許さず、判決も下さなかった。
彭さんの妻は、12月14日に彭さんの拘禁通知書をもらい、彭さんが懲役4年の不当判決を宣告され、雲南省第一刑務所に拘禁されたことを知った。
2012年の正月、彭さんの妻は刑務所に行き、彭さんに会った。妻は、彭さんの鼻に傷跡が残っているのを見て「殴られたの?」と聞いたが、彭さんは何も答えなかった。彭さんは圧力の下で、妻に何も答えられなかったと思われる。