陜西省:裁判所が法輪功修煉者の裁判で茶番劇
【明慧日本2012年5月12日】陜西省宝鶏市の渭ビン区法院(裁判所)は先月17日、法輪功修煉者・林済隆さん(68)に対して法廷尋問を行なった。林さんが法輪功の無実を弁論した時、ある黒い服を着た人が裁判官に「連れて行け」と命令し、裁判をいいかげんに終わらせたという。
林さんは2011年11月、上海から宝鶏市に戻った3、4日後、地元の公安局の警官に不当に連行された。4月16日以前、家族は「17日に裁判開廷の通知」を受け取った。
開廷の当日、林さんの親戚6人以外、多くの親友などは警官に法院の外へ追い出された。また、法廷内には、裁判長、裁判員2人以外に、黒い服を着た人がいた。裁判長はよく低い声で黒い服の人に伺いを立てていた。
林さんが法廷で法輪功の無実を伝えると、黒い服の人は林さんの弁論を遮り、大声で「やめろ! やめろ! 連れて行け」と叫んだ。
その後、林さんは2人の警官に連れ去られた。裁判長、裁判員も帰ろうとした。家族は「これはいったい何ですか? 結果はどうなったのです?」と聞くと、裁判員は「相談してから結果を教える」と答えたという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/21/255975.html)
更新日:2012年5月13日