明慧法会|大法に与えられた知恵で法を正す師父に手伝う(二)
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文/広州の大法弟子

 【明慧日本2012年6月27日】監視カメラだらけの広州で真相を伝える時に、私が取った方法は以下です。

 1、正面から監視カメラに向かわないこと(例えばビルの出入り口やエレベーターの中など)。

 2、エレベーターのある住宅に真相資料を配る時、入るときも離れる時も同じ階の同じエレベータを利用すること。この点は非常に大事なことです。保安員はモニターの映像で知らない人がこのビルのエレベーターから出て、また違うビルのエレベーターに入ったのを発見し、泥棒だと通報したと聞いたことがあります。

 3、エレベーターのある住宅では、一つだけのビルに真相資料を配ること。公安部門は全てのモニターの映像を3カ月から半年まで保存することを要求しました。エレベーターのあるビルは大体百ぐらいの世帯があり、ビルに行ったり来たりする人は住民のほかに訪問者もたくさんいます。この場合、誰が資料を置いたのかが分かりません。しかし、もし同時に二つのビルに真相資料を置くと、邪悪はこの二つのビルの映像から住民ではない人を見つけ出し、誰が資料を置いたのかが知られてしまいます。

 それに大法修煉者として、神のような部分を十分に発揮することは大事なことだと思います。師父が「煉功者の場合は、意念が功能を支配して働かせます。一方、常人の場合は、意念が四肢や感覚器官を支配して働かせるのです。あたかも工場の作業本部や工場長室から指令が出されて、それぞれの職場が各々の責務を果たし、また軍隊の指揮部門でも、司令部が命令を出し、部隊全体が各々の任務を遂行するようなものです」(『転法輪』)とおっしゃいました。

 この法理が分かってから、私は法を正す師父に手伝って、人々を救い済度するという大事なことに自分の功能を使用しました。物事を行う時に、ずっと「法正乾坤 邪悪全滅」と正法の口訣を暗誦して、他の空間をきれいにします。もし、厳しく監視されている住宅に真相資料を配りたい時には、入り口の保安員に「私は透明で見えない。見ても知っている人の顔に見える」と念を発し、そして冷静に中に入ります。こうすると、多くの場合は順調に事が進みます。

 大量の監視カメラがある住宅団地では、私は集中してカメラに対し「目を閉じて、大法弟子を撮るな。邪党を助けて悪事をするな」との念を発します。隠れた場所に設置されたカメラに撮られたことがしばしばありましたが、すぐ「私は透明で、あなたは撮っていない。撮ったとしてもすぐに映像を消すように」と念を発します。そして、精一杯集中して「さっき取られた映像の記録を消すように」と念じます。

 住宅団地に入ってから、真相資料を配る前に私はいつも「止まれ! 全ての人が止まれ、中の人は今は外へ来るな。外にいる人は今は戻ってくるな」との念を発します(広州ではほとんどの人が夜遅くまで起きていて、多くの人が夜中1時か2時を過ぎてから寝る習慣がある)。真相資料を配り終えた後、私は再び念を発して「解除する。今から外に出て真相資料を見て、あなたたちはみんな真相を知る。そして、救われますように」と願います。

 師父は『精進要旨二』の「功能とは何か」の中で、「次元は心性によって決められるものです。つまり、功能を使用するときには正念が強くなければなりません。心の中で邪悪に対して恐れたり、功能を運用するときに心の中で落ち着かなかったり、作用はあるかないかと疑ったりする不純な心があれば、いずれも功能の作用に影響、または妨害しかねません」とおっしゃいました。

 法を正す手伝いを行なっている時、自分ではどんな功能が作用を発揮しているのかが分からなくても、それを運用しているのは分かります。この時の自分は超常的であると信じます。この時、体全身がとても熱くなって、冬でも暑くて汗がたくさん、だらだらと流れ、髪の毛に添って落ちます。時々あまりにも汗が出て目が開けられず、絶えず拭かなければならなくなります。上着をねじると水がしたたるほど汗がいっぱいになります。しかし、行うべきことを終え無事に帰るとき、功能は自然に回収され、暑くなくなり、汗も出ず、いつもの状態に戻ります。

 こうして功能で、厳しく監視されている住宅団地に真相資料を配ることができます。他の同修と一緒に一晩中休まず7時間ぐらい歩いて、外でたくさんの神韻公演のDVDを配ったこともあります。また私は20、30階あるビルを駆け足で何度も上り下りしましたが、全然疲れませんでした。功能を使って、私は監視カメラの密度が極めて高い広州でも、100以上の真相の旗を町中に掛けることができました。その一部は広東の邪悪の中心である省委員会や市委員会、広州軍区などの所に設置することに成功し、邪悪を驚かせました。また爆竹が禁止され、厳しく監視が敷かれる都市では、「極悪犯罪を犯し、政治のならず者である江沢民が死に、みな喜んで祝賀する」と貼られた爆竹を公安局の正面の通りで鳴らしました。

 次に、法を正す師父に手伝った幾つかの例を挙げます。

 1、真相資料を配った体験

 政府が軍人のために作った団地住宅でのことです。人がエレベーターのある高いビルに入ろうとしたところに速足でついていき、防犯ドアが閉まらないうちに、さっと中に入りました。ドアの横にテーブルがあって、そこに門番が座っていたので驚きました。門番は退役軍人が多く、気だるそうにしている人が多いのです。「人を救い済度して来るから、私を止めるな」と私は念をすぐに発しました。門番は前の人に挨拶しただけで、私を無視しました。

 エレベーターでは、先に入ってきた人が「先にどうぞ、私はまだタバコを吸っているので、後で乗るから」と言ったので、彼にありがとうと礼を言ってから、上階のボタンを押して乗りました。エレベーターを出てからすぐに真相資料を配りに行かず、振り返って停止階を見て、彼がどの階に降りたかをチェックしました。理由は正面から向き合わないようにすることと、もう一つは真相のDVDを彼にあげるためです。彼の後ろについて来たので、このビルに入ることができ、それも縁だと思いました。こんなに監視の厳しい団地に再び入るのは難しいことです。持ってきた真相のDVD を配り終わった後、エレベーターに乗るとき、私は門番の人にずっと正念を発しました。1階に着いて、私は門番の人に正念を発しながら、防犯ドアを開けるボタンがどこにあるかを観察していました。彼に疑われたら、この団地から出られないかもしれません。しかし、最終的に私は順調に防犯ドアを開け出て行きました。

 もう一つの例は、ある夜に歩いていた時のことです。突然、数メートル向こうから、防犯ドアが「バタン」と音を立てて開きました。ドアへ入ったり出たりする人はいませんでした。私はもしかして自分の勘違いかもしれないと思っている時に、また「バタン」と開く音がしましたが、同じく、人はいません。自動的に開くなんて、これは私を呼んで、中に入って、人々を救い済度してほしいと言う意味ではありませんか。このチャンスを見逃してはいけません。さっそく、中に入りました。

 中に入ると、このビルは二つの階段に分かれて上に行けることが分かりました。ここはわずか数十の家があり、小さい団地住宅でした。持っている真相DVD を二つの階段の住宅に配り終わって、防犯ドアの前に来て出ようと思ったときに、ドアを出入りする時には鍵が必要だということが分かりました。鍵がないと、中から外に出ることができません。どうしましょう? 私は功能を使って開けようとしましたが、駄目でした。外から帰る人を待ったらいいのでしょうが、一体いつまで待つのでしょうか。しかも住民はこんなに少なく、皆お互い知り合いなので、見知らぬ私がここに居続けることは危険なことでした。

 私は急いで師父にお願いしながら、「邪悪な迫害よ、起こるな」と正念を発しました。その後、私は防犯ドアを観察し続けると、ドアの中に一列の番号のボタンがあって、私は続けて2、3個のボタンを押しましたが、返事はありませんでした。再び押すと、受話器からある小さい女の子の笑い声が聞こえました。師父がその子を呼んでドアを開けてくれるのだろうと思いました。私は子供のような声を出して、ドアを開けて、と言いました。子供はドアを開けてくれました。大人が応対したなら、見知らぬ人がこんな遅い時間に何をしているのかと、きっと疑ったでしょう。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/17/249038.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/8/129909.html)
 
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