ボイス・オブ・アメリカの報道「法輪功が中共による迫害停止を要求」
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 【明慧日本2012年7月28日】米国の国営ラジオ局であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)は今月13日、世界各地から集まった数千人の法輪功修煉者が米国東部時間の13日昼、年に一度のパレードを開催し、中共政権による法輪功弾圧に抗議し、迫害を停止するよう呼びかけたと報道した。

 パレードは、ホワイトハウス付近のジョン・マーシャル公園を出発し、ペンシルベニア大通りを通って、ホワイトハウスを経由し、ワシントンモニュメントに到着した。およそ1時間のパレードの後、法輪功修煉者はワシントンモニュメントの西側の芝生広場で、集会を行なった。

 前日、数千人の法輪功修煉者とその支持者らが、米国会前で集会を行なった。下院外交委員長イリアナ・ロス=レイティネン氏と共和党の下院議員ローラ・バッカー氏が集会に参加し、中国における信仰の自由を保障するよう呼びかけた。

 李洪志先生は1992年に吉林省で法輪功を伝え出され、現在、中国本土以外に、香港、台湾、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア等の地区に広がっている。2008年の米国会報告によると、かつて1990年代には数千万人が法輪功を学んでいたという。

 1999年4月25日、天津警察が法輪功修煉者を不法逮捕する事件が起き、数万人の法輪功修煉者が中南海付近の国務院国家信訪局(陳情局)へ向かった。当時の国務院総理(首相)朱基氏が法輪功側の代表に直接会って陳情内容を聞いた。その後、天津で逮捕されていた40人以上の法輪功修煉者がすぐに釈放された。

 しかし数カ月後、当時の中共中央総書記(国家主席)江沢民氏は同年7月、法輪功を「不法組織」として宣伝し、取り締まりと弾圧を開始した。中国本土以外で、法輪功はいかなる国と地域においても禁止されてはいない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/15/260256.html)
 
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