景品くじを返すストーリー
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年5月31日】去年の10月、天津のあるインテリアのデパートが大型プロモーション活動を行ないました。大法弟子の慧さんというおばさんは娘と孫を連れて、新しく改装した家の家具を選びにきて、一セット数千元の家具に決めました。お店の規定で割引があるからというので、お金を支払った後、お店の人が「今景品くじをやっています」と言いました。慧さんは「十分に割り引きをしてもらったから、景品くじは要りません」と言いました。しかし、お孫さんはどうしてもやりたいと言って聞かないので、しかたなく、誰も当てていないし、子供がやめてくれたらいいと思いました。

 意外にも、お孫さんは一等賞を当てて、賞品は46センチの液晶テレビで、4千元ぐらいします。おばさんはびっくりして「しまった。本当にあたってしまった。これは不義の財で、もらってはいけない」と思い、孫と相談して「それをもらうのはやめよう。くじを返しましょう」と言うと、孫は泣き叫び、「おばあさんのテレビは全然見ることができないじゃないの、自分が当てたのに、いらなかったら私がもらう」とおばあちゃんの話を聞こうとしませんでした。

 お店の人も「何日も当たる人がいなかったから、この子が当たって本当に幸運です。もらって帰ってください」と言いましたが、慧さんは店の人に「私は法輪大法の弟子です。師父が私たちに人の事を考えてあげるようと教えてくださったので、家具はすでに割引をしてもらったし、さらにテレビをもらうと、あなたたちは赤字になるのではないですか」と言いました。

 その場にいた人はみんなびっくりして「法輪功はこんなにいいものだったんですね!」と言いました。その時、お店の社長が不在で、孫も絶えず泣き叫んでいたので、仕方なく慧さんは、今日は帰って明日来ますと言いました。

 家に帰って、慧さんは孫に「失わないものは得られず」の大法の法理を話し、自分が徳をもらったら、他人が損をすることになると教えました。孫は納得して、喜んで「おばあちゃん、おばあちゃんがくじを返してきてください」と言いました。

 翌日、慧さんは賞品の引換券を持って、お店の社長に会って、景品くじを返して、「家具を買う時すでに割引をしてもらったうえに、さらに数千元のテレビをもらうと、赤字になるでしょう? テレビを返します」と言いました。社長は感激してどうしても慧さんに食事を奢りたいと言い、「ありがとうございます、ありがとうございます!」と言いました。慧さんは「感謝するなら、私の師父へ感謝してください。私の師父が私たちにこうするように教えてくださったのです」と言いました。社長はすぐに「あなたの師父に感謝します!」と言いました。

 慧さんはその場にいたすべての人とお店のお客さんに大法の真相を伝えて、法輪大法は佛法であり、人に真善忍に基づいて行うように教え、他人を優先的に考えることなどを伝え、また「偽りの天安門焼身自殺」は中共が捏造したものであり、共産党が法輪功学習者の臓器を生きたまま摘出して儲けていることなどを伝えると、話を聞いた人たちはすべてが分かり目覚めました。

 お店の社長は「法輪大法は素晴らしい! 素晴らしい! この目で確かめました。共産党は嘘を捏造して法輪功を中傷しています」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/27/292641.html)
 
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