「一滴の雫が山を穿つ」精神
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文/中国の青年大法弟子

 【明慧日本2014年12月2日】ある朝のことです。6時の発正念の後、時計を見ると6時40分でしたが、私は横たわり、また眠りました。当時『済世』を流していました。ぼんやりとしていた間、耳元で水の滴る音が聞こえ、目の前に天から水が一滴、また一滴と絶えず滴り続けています。高山を穿ち、引き続き下へ下へと滴り、比べようもなく深く、深く、その底は計りしれません。それを見ていた人々は、驚嘆しました。この水の滴りは幾千百兆年も続いて、今日ようやくこの程度になったのです。これはまさに人々を驚かせ、また人々は敬服してやみません。その計り知れない精神の奥深い内包は言葉で言い表すことができず、恐ろしいほどです・・・。

 私は夢から目覚め、時計を見ると7時を過ぎたばかりでした。夢の中のその水が滴る音は『済世』の音楽から出ていました。私は心の底から揺り動かされました。豁然としてたくさんの以前、分からなかった法理が分かってきました。修煉はまさにほんの少しずつ、知らない内に向上するのです。私達修煉者の多くの執着心、七情六欲は見た目では頑固に見え、どう努力しても取り除くことができないかのように思います。しかし、日々学法と着実に修めることを続けて、絶えずそれを取り除いていけば、毎日の取り除く量がたとえ少しずつであっても、尊いのはそれを続ける精神です。希望が見えなくても、困難にぶつかった時、100回、千回、1万回失敗しても、意志を固くもち、それを続けていけば、全ての困離を克服できます。これは個人修煉においても同じ道理だと思います。

 今、真相を伝え三退を勧め、正念をもって邪悪を暴露し、悪人を告訴する中、一部の大法弟子を含めた世の多くの人々はこのような質問をします。「これが役に立ちますか?」と。強権で暴政を振るう巨大な中国共産党に直面して、誰があえてそれにぶつかりますか? 大法弟子は妥協せず、放棄せず、一言の真相、一通の手紙、一通のファックス、一本の電話で、まるで一滴の雫のように続けています。真相を分かった人が一人また一人、中国共産党から脱退するにつれて、共産党は少しずつ萎縮し、消えていきます。傍観者らは最初、嘲笑しますが、最終的には敬服し、最後には感心し、称賛してやまないでしょう。

 人が真に偉大なのはその精神で、人を心服させ、気持ちよく受け入れさせる気迫、天地を感動させる浩然たる正気です。一滴の雫は力は弱いのですが、しかし、あのように根気よく続けることで、不撓不屈の強健な精神となり、長い間積み重ねて、石を穿ち、山を破壊します。なんと強大な力でしょう! 人は神と言います!

 個人の次元での僅かな悟りであり、不適切なところは、慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/29/300894.html)
 
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