遼寧省の優秀教師 再び不当判決
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 【明慧日本2015年1月22日】遼寧省遼中県の法輪功学習者で、優秀教師の葉中秋さん(43歳女性)は2011年11月、不当に連行された。その後、懲役3年の不当判決を下され、引き続き迫害を受けている。葉さんは以前にも、懲役5年の不当判決を受けたことがある。

 葉さんは、同県城鎮第二中学校で物理の教諭を務めている。葉さんは生徒に優しく教えるところで生徒に好かれ、彼女の担当しているクラスの平均成績はトップであった。

 2003年12月10日、葉さんは自習プリントの中に、法輪功迫害の真相について記載したところ、同僚の教師に告発され、校長が学生からプリントを全て回収した。同月12日、遼中県の公安局、検察庁、裁判所、610弁公室(法輪功迫害の実行機関)と県教育局副書記は結託して、学校現場から葉さんを沈陽市第四留置場まで連行した。

 葉さんはその後、懲役5年の不当判決を受け、無断で解雇された。2008年11月、葉さんは自宅で塾を開き、保護者から大好評を博した。2010年10月、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者や警官らは第一中学校長が告発した「葉が法輪功迫害に関するDVDを渡してきた」ことを理由に、葉さんの身柄を拘束した。2011年3月8日、証拠も法的根拠もなく、遼中裁判所は裁判を開いた。葉さんの親族は北京から正義の弁護士に依頼し、無罪を弁護してもらった。「法輪功を宣伝する資料を配布することは中国の法律に違反していません。資料を配った行為は犯罪ではなく、ゆえに無罪です。無罪釈放するべきです」と弁護士は述べた。裁判官、検察官は返す言葉がなく、最後に「判決の結果が出るまで、帰って待ちなさい」と言った。結果、葉さんは証拠もなく懲役3年の判決が下された。葉さんは今なお、不当に拘禁されているという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/20/249618.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/11/130031.html)
 
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