黒竜江省の女性 迫害され再び心神喪失(写真)
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 【明慧日本2015年2月2日】黒竜江省双鴨山(そうおうざん)市の孫淑傑さん(57)は、昨年6月4日に永紅派出所の警官により不当に連行され、双鴨山市留置場で7カ月間あまり拘禁された。現在、孫さんの心身は深刻に傷つけられ、何度も病院で緊急措置を取った。非常にやつれていて、人の支えがなければ歩くことさえ困難となっている。

 孫さんは連行されて数日後に心神喪失となった。しかし、双鴨山市公安・検察・裁判所は解放せず、速やかに書類を尖山区検察院に渡し、1カ月7日間後、尖山区検察院は書類を裁判所に渡した。家族は精神鑑定を求めたが、4カ月後に待っていたのは「鑑定することができず、精神状態がどうであっても裁判を行う」という結果だった。

孙淑杰
孫淑傑さん

 1999年7.20に中国共産党が法輪功への迫害を始めてから、孫さんは相前後して13回不当に連行され、3回労働教養を強いられ、残虐な拷問により9回病院で緊急措置を取ったことがある。孫さんはトラの椅子・電気ショック・体を引き伸ばす刑・吊るし上げ・凍えさせる・薬物迫害などの拷問で苦しめられた。

中共酷刑示意图:电击

拷問のイメージ図:電気ショックを加えられる

 孫さんは2002年に佳木斯(ジャムス)市労働教養所で残酷な迫害により、心神喪失となった。2004年3月、症状がひどくなった孫さんは、佳木斯精神病院に入れられた後、家族が連れて帰宅した。孫さんは法輪功を学び、煉功を通じて正常に回復した。

 2014年6月4日、孫さんは法輪功の資料を配布していた時に、永紅派出所の警官に連行されて家財を押収された。今回どのように迫害されショックを受けたかは不明だが、孫さんは再び心神喪失となった。孫さんは頭痛があり、音に対して恐怖を感じるが、留置場の警官は故意にテレビの音量を最大にして孫さんを刺激し、さらに足かせを付けさせた。双鴨山市の610弁公室・尖山支局の関係者は昇進を狙っているため、決して孫さんを解放しないという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/13/303133.html)
 
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