上海市の裁判所 人権侵害で上訴を却下(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年2月9日】上海市の法輪功学習者・管龍妹さん(62歳女性)は1月14日、浦東新区裁判所で昨年6月頃、神韻公演を収録したDVDを人々に配布したとの理由で、懲役3年6ヵ月の不当判決を宣告された。

管龍妹さん

 その後、管さんは上訴した。無実を訴えたほか、法廷で権力を悪用し、嫌がらせや強制手段で被告人の発言や権利をはく奪した浦東新区裁判所の裁判長・劉娟娟、石耀輝も告訴した。

 しかしながら、同所は、管さんの上訴を認めず、当事者の人権も法的プロセスにも従わず、原審を維持し、上訴を拒否した。まさに、同所は審判もない判決のもと、公民の基本的人権である信仰の自由をはく奪し、さらに罪を着せるという卑劣な手段を用いた。

 これまでに、管さんは法輪功を学んでいるとの理由で、2001年10月に懲役2年、2007年1月に6年6ヵ月の不当判決を受け、長年にわたって獄中生活を強いられてきた。拘禁中、つるし上げの拷問、辛い労働、洗脳、拷問などで苦しめられてきた。

 また昨年6月9日、管さんは浦東金楊区で連行された。浦東留置場で拘禁されていた間、警官により自宅に侵入され、一部の家財を押収されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/4/304009.html)
 
関連文章