福建省:障害者の女性が実刑判決を宣告される
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 【明慧日本2015年2月25日】福建省平潭(へいたん)県の法輪功学習者・邱姍媚さん(53歳女性)は昨年6月25日、警官により連行され、7月22日に同県の検察院に逮捕状を出された。そして、10月9日に訴状を受け取った。

 検察院は10月10日、邱さんの案件を県裁判所に移した。10月29日、裁判所は邱さんの家族に通知せず、邱さんに対して秘密裏に裁判を開廷した。12月4日、邱さんは懲役4年の判決書を渡された。

 先月20日、邱さんは福州女子刑務所に拘禁された。不当に連行されて迫害された邱さんは現在、70キロだった体重が35キロまで落ち、胃病で食事ができず、首には腫瘍があり、血便が出る状態である。

 留置場で邱さんと同室だった人の話によると、邱さんは担当の検察官に「 私は良い人になる努力をしているだけで、なぜ、実刑判決を下されるのですか? 」と聞くと、検察官は「あなたたちは罪を犯していないと知っているが、上からの命令で、私たちも仕方がないのだ」と答えたという。

 江西省上饒(じょうじょう)市徳興市出身の邱さんは、足が不自由で(身体障害者手帳を持っている)、何度も手術をしたが治らず、片足のつま先を引きずって歩くことしかできない。邱さんは小さい時、福建省平潭県まで誘拐にされて売り飛ばされた。成長した邱さんは商売を始めたが、失敗に終わった。

 しかし、法輪功を学んだ邱さんは健康を取り戻し、幸せに暮らすことができた。

 昨年6月25日の朝、邱さんは平潭県の街で人々に神韻公演を収録したDVDと、法輪功の資料を配った際、派出所の警官により連行された。当日の昼12時過ぎ、警官は邱さんの宿泊所の捜索を行い、法輪功の資料と法輪功についての文言を書いて迫害停止を呼びかける真相紙幣千元を押収した。

 その後、邱さんは15日間拘留され、県留置場に送られたが、家族との面会を禁じられた。邱さんは家族に、胃痛と手足が麻痺して歩行が困難で、視力も低下しているなどの体の不調を手紙に書いたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/28/303738.html)
 
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