遼寧省:無実の法輪功学習者に不当裁判
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 【明慧日本2015年1月25日】本渓市溪湖裁判所は善良な法輪功学習者・教紅さんに対して昨年12月25日、不当に開廷した。2人の弁護士は確かな根拠のもと無罪を主張したが、裁判は判決が出ないまま閉廷した。

 昨年7月17日、私服警官は令状を提示することなく教紅さんを逮捕し、自宅に押し入り、法輪功書籍を見つけると証拠として押収した。

 法廷で検察側はいわゆる起訴状を読み上げ、家にはいくつか法輪功の関連の書籍などがあり、法律の執行を損なうと主張した。弁護士はそれに対し、法輪功は公安が定める14種類の邪教に入っておらず、法輪功の書籍を所有し、法輪功を人に教えることのどこが法律の執行を損なっているのかと反論した。

 教さんは「真善忍の基準に従うことは間違っておらず、私はいかなる人をも傷つけておらず、いかなる人をも憎みません。一般庶民が国家の法律の実施を破壊する能力はなく、私への非難と告発はすべて違法ででたらめなものです。私は無罪での釈放を求めます」と主張した。

 裁判官は「私はこのような案件に対処できないので、中級裁判所に委ねます」と言い、同時に逮捕された11名の学習者とともに、中級裁判所に提出された。

 裁判の後、教さんはパトカーに押し込まれ、娘は泣きながら半年間会っていない母親に「お母さん!」と叫びながらパトカーを追いかけた。この苦みに満ちた叫び声は、多くの不当な扱いと絶望を物語り、その場にいた身内も次々と涙を流した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/1/302578.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/18/148010.html)
 
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