甘粛省の女性 刑務所で迫害され失明・失聴寸前
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明慧日本2015年3月27日】甘粛省蘭州(らんしゅう)市の法輪功学習者・盛春梅さん(62歳女性)は懲役9年の実刑判決を言い渡され、同省女子刑務所に拘禁されている。2月、盛さんの子供が刑務所に行き、1年あまり拘禁されている母と面会したが、刑務所の迫害よって母親の視力と聴力がかなり悪くなっていることを知った。

  盛さんは建築会社を退職した。以前、盛さんは胆石などの病気を患っていたが、 1996年に法輪功を学んでから、病気が消え、健康を取り戻した。

  2012年7月、盛さんは紅古区公安局と安寧区公安局の警官に連行され、蘭州市第一留置場に拘禁された。拘禁されている間、法輪功の功法の練習ができなかったため、同年9月に盛さんは糖尿病と糖尿病合併症が現われた。

  2014年1月、盛さんは懲役9年の実刑判決を宣告され、省女子刑務所に送り込まれた。 刑務所で盛さんは毎日、法輪功への誹謗中傷の文章を書くことを強いられたが、拒否したため、立たされたり、睡眠を剝奪されたりした。そのうえ、盛さんは「刑務所でのことを家族に言うな」と脅迫された。

  2014年9月、盛さんの娘は刑務所へ行って母親と面会した。そのとき、娘は盛さんがものをよく見えないことが気づき、「なぜ、目がよく見えなくなったの? 」と母に聞くと、盛さんは「白内障になったから」と言った。

  そして、今年2月、盛さんの娘と息子は再び刑務所に行った。子供たちは母親の目がよく見えなくなっているだけではなく、耳もはっきり聞こえなくなっていることを知った。そして、子供たちは刑務所側に原因を聞いたが、何の説明もされなかったという。

  2013年9月、盛さんは夫の陳徳光さんとともに9年の実刑判決を下され、2014年1月下旬、陳さん(当時67歳)は蘭州市刑務所に送られ、盛さんは蘭州市女子刑務所に送られた。実際、刑務所に送る前の迫害によって盛さんは心臓病、高血圧症も発症し、健康状態がかなり悪くなっていた。

  盛さんは花庄鎮で人々に『神韻』DVDを配ったとの理由で、裁判所に懲役9年の判決を宣告された。刑務所に入って数カ月、白内障の症状が現われた盛さんは、治療も受けられず、殴打され、睡眠を許されないなどの迫害を受けた。

  2001年3月、盛さんは娘と法輪功の資料を配った際、警官に連行されて2年の労働教養処分を下された。娘も1年の労働教養処分を受けた。当時、夫の陳さんはすでに労働教養所に拘禁されているため、家に14歳の息子しか残されていなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/27/305646.html)
 
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