甘粛省の女性 留置場で便器に捨てた薬を飲まされる
【明慧日本2015年3月18日】甘粛市慶陽市の法輪功学習者・曹桂玲さん(60代女性)は、小さい屋台を営み生活していた。2013年7月6日、自分の屋台を訪れた同じ学習者に携帯電話を貸したところ、急に人に襲われ電話を奪われた。その上、不審者3人が現れて、曹さん2人はその場で強引に連行された。
この迫害は、中国共産党の法輪功への弾圧政策に追随した警官によるものであった。
そして、曹さんは一度自宅まで連れて行かれ、家財を没収をされたあと、留置場へ送り込まれた。そこで、健康診断により高血圧が見つかったが、看守は曹さんを解放せず、監禁を続けた。
曹さんは夜、施設内に寝るところはなく、硬くて冷たい床で、何もないひどい環境のなか、4度も失神して倒れるほど高血圧がひどくなった。しかし、看守は曹さんを助けるどころか、かえって治療を理由に、曹さんの口に消毒用の液を灌食した。これで曹さんは腹部に激痛が走り、床に転がって死もがいた。また、高血圧を抑える薬を飲ませられていたが、それを拒否した曹さんは、その薬を便器に投げ込んだが、看守らはそれを取ってきて、強引に曹さんの口に詰め込んで、飲ませた。
その後、曹さんは上述のようなひどい迫害を受けつくしたため、大小便失禁になり、自力生活ができない状態に至った。
昨年4月頃、曹さんは洗脳班に連行された。そして11月23日、警官に自宅に侵入され、嫌がらせや盗難、脅迫を加えられた。そのとき、曹さんは連行されそうになったが、家族が8万元ほど警官に渡し、連行を免れた。