ジャムス市の法輪功学習者 迫害され重体
【明慧日本2015年4月13日】黒竜江省ジャムス市蓮江口刑務所に拘禁されている法輪功学習者・袁玉竜さん(65歳男性)は警官により2回、輸血されたという。
2012年7月14日夜、袁さんなど5人の法輪功学習者は、綏ビン県永徳村で法輪功の資料を配った時、不当に連行され、県裁判所に懲役5年の不当判決を宣告された。その期間、袁さんは2回、断食(40日間あまり)で迫害に抗議したが、拘禁されていた。
昨年の夏、蓮江口刑務所側は、袁さんの娘に医療費を負担するよう通知した。理由は袁さんに高血圧、脳梗塞の症状があり、身体検査をするためだった。ジャムス第二病院の検査結果は、入院の必要がない病気だと判明した。しかし、今年1月頃、家族が袁さんとの面会に行った時、袁さんは毎回、血便(お碗1杯の量)をしており、原因は未だに不明だと聞いた。
2月27日、家族は袁さんの「重病のための服役中の一時出所」の申請に行った時、袁さんと面会できなかった。3月8日、刑務所側は家族の誰もいない状況下で袁さんに輸血したという。
翌日、家族は袁さんと面会できた。当時の袁さんは極度にやせ細り、ひどい貧血で血圧も不安定だったという。
家族は詳しい状況を聞いたが、刑務所側は答えなかったという。