山東省の法輪功学習者 不当に連行され断食抗議
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 【明慧日本2015年2月8日】山東省威海市の法輪功学習者・劉紅さん(37歳女性)は1月9日に不当に連行されてから、断食で迫害に抗議している。現在、劉さんは危険な状態に陥っている。

 1月23日、劉さんの母親と兄弟は文登区公安局へ行き、劉さんを解放するよう求めたが、警官は応じなかった。その後、劉さんの母親が留置場に面会に行った時、劉さんは病院にいると告げられた。市立病院に駆けつけたとき、劉さんはすでに緊急診察を受けているところだった。数人の警官がその場にいた。劉さんがこのような状態に陥ったにもかかわらず、家族には何も知らされなかった。

 1月25日(日曜日)、家族全員が心配で病院に駆けつけたところ、医師に劉さんは全身が突然むくみ始めたと言われた。26日、劉さんの母親は再び文登市立病院へ劉さんとの面会に訪れたが、留置場の警官は面会を阻止した。その後まもなく留置場の所長、国保大隊、警官が次々に駆けつけてきて、見物している人々をビデオに撮ったり、追い払ったりした。劉さんの母親は泣きながら、「私の娘を迫害しないで、何かあったらあなたたちの責任だ」と叫んだ。

 しばらくして、母親はようやく娘に会うことができた。劉さんは全身が浮腫んでおり、医師は白血球に異常が見られ、若くなければもっと酷くなる、何も飲食できず、このまま続くと危険だと言った。

 連行されてから劉さんは断食で迫害に抗議している。この間に何度も灌食された。医師は危険な状態だと言ったが、警官らは劉さんを解放しない。周りで見ていた人々も目に余るほどひどい扱いで、警官は劉さんの伯母を殴ろうとした。

酷刑の再現:灌食される

 法輪功学習者・劉紅さんと田麗沙さんは1月9日、文登衛生学校で連行された。劉さんは文登区留置場に拘禁され、田麗沙さんは栄成留置場に拘禁された。18日に警官は劉さんを罵り、全室の人に朝食を与えないと命令した。その後、劉さんを引きずり出し、強制的に灌食した。19日午後3時、劉さんは市立病院に移され、さらに灌食された。劉さんは毎回連れ出されるときに服で頭を覆われていたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/30/303798.html)
 
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