河南省:法輪功学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2015年4月25日】河南省三門峡市の湖ビン区裁判所は今年1月26日、家族に知らせないまま法輪功学習者・李発英さん、高鳳傑さんに対して不正裁判を開廷し、それぞれ懲役4年、5年の不当判決を宣告した。

 李さんら2人は昨年8月10日、市開発区で法輪功の文言が書かれた紙を貼った時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、区公安支局・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより不当に連行された。

 2人は市留置場に拘禁された。1月26日、区裁判所は2人に対して不正裁判を開廷した。

 当日、高さんの家族が情報を聞くため裁判所に行き、ロビーで「本日午後5時、李発英、高鳳傑の裁判を行う」との表示を見つけ、初めて裁判のことを知った。家族は5時まで待ち、2人が警官に連れられて入廷した。ほかは法曹関係者のみで、傍聴者はいなかったという。

 裁判所は「犯罪事実」を読んだだけで裁判を終わらせた。高さんの家族は買った食べ物を渡すことも面会もできず、いかなる情報も得られなかった。

 現在、2人はすでに上訴したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/19/307726.html)
 
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