文/中国の大法弟子 慈容(筆名)
【明慧日本2015年5月20日】
一、中国共産党の迫害で機縁を失う
1999年4月のある日、私と共同で店舗を賃貸している芹さんの友人が店にやって来ました。彼女は芹さんを見ると直ぐに、「見て、私は何か変わっていませんか?」と聞きました。芹さんは友人を一わたり観察して、「プロポーションは変わっていませんが、目がきらきらして、とても元気そうですね。嬉しそうな表情は自然な心の現れですから、何か良いことでもあったのですか?」と言いました。芹さんの友人は「ゆっくりお話ししましょう。実は、法輪功が私を変えたのです。私は真・善・忍で自分を律して、心身とても健康です」と言いました。
芹さんは、「その功法はそんなに素晴らしいのですか? 考えて見れば、あなたは以前、体が弱く、病気がちで、家族同士もトラブルが多くて、いつも沈んだ顔をしていましたね。会えば、あなたは必ず愚痴を言っていました。最近、しばらく会っていませんが、本当に別人のように変わりましたね。違いははっきり分かります。その功法がそんなに素晴らしいものなら、私も習いたいです」と言いました。芹さんの友人は、「それなら、午後、師父の説法ビデオを見に行きましょう」と言いました。私はそばで彼女たちの会話を耳にして、心を動かし、こうして、その日の午後、私は芹さんと一緒に師父の『広州での説法』の第1講を聞きました。
数日後、私は『転法輪』をいただき、それから、煉功点で朝の煉功をしました。当時、市内の大通りや路地に多くの煉功点があって、修煉者たちは煉功を終えると、それぞれの仕事場に行きましたが、それは普通の光景でした。ある朝、煉功が終わって、私が早足で歩くと、体が軽やかで、ふわふわして、とても心地良い素晴らしい気分でした。
しかし、2日後、芹さんは、「政府が煉功を禁止したそうです。私達は北京に陳情に行きますが、あなたは行きますか」と言いました。当時、私は『転法輪』を一回も読み通していないため、私は、「禁止したら、やめればいいじゃないですか」と言いました。当時の私は、大法がどれだけ貴重なのか、知る由もありませんでした。それから、テレビで捏造した焼身自殺の茶番劇が放映され、私も完全に騙され、師父の説法を理解しようともせず、大法の書籍を全部故郷に持ち帰りました。こうして、修煉を始めたばかりの私は、中国共産党の迫害によって機縁を失いました。
二、真相を知り、再び大法と縁を結ぶ
その後の数年間、私は商売のために奔走して、過労で病気だらけになりました。ものを食べると、すぐ嘔吐し、病院で検査すると、B型肝炎、胆汁逆流性胃炎、心筋炎などと診断されました。薬や漢方薬を飲み、点滴を打つ繰り返しの毎日でした。一方、商売に関しては、夫は何の関心ももたず、配達の仕事しかやってくれませんでした。生活の些細なことで、彼はいつも怒ったり、怒鳴ったりして、私に優しい言葉をかけたことがありません。正しいかどうかに関係なく、彼は自分の意思を強く押し通し、強制的に彼の言うとおりにさせたがっていました。彼も薬漬けで、乾癬や手足の痛みにずっと悩まされていました。さらに、子供は子供で、学校の健康診断で、B型肝炎と診断されました。その時、私はいつも、「人間はなぜ生きているのか? この世の男女はどうして結婚して子供を生むのか? 人間は数十年生きて、死んだらどこに行くのか、本当に死んだら何もかも終わりなのか? 人間がこの世に来た本当の目的はいったい何なのか?人間にはなぜ生・老・病・死があるのか」と考えて、死にたい気持ちも芽生え、生きることは本当に辛いものだと思いました。
商売を他人に任せて、帰省してしばらく過ごしたい気分になりました。姉の家に入ると、ちょうど姉の家では、天安門焼身自殺の真相ビデオが流れていて、さらに幾つかの真相DVDも見せてもらいました。私は泣きながら見ました。江沢民が法輪功を迫害し、誹謗中傷していること、法輪功は佛家の功法で、殺生、自殺を厳禁し、また、宇宙の最高特性の真・善・忍を基本に修煉を指導して、健康維持と病気治療に素晴らしい効果があるだけではなく、人を誠実に、善良に、寛容に、平和に導き、さらに知恵を開くことも出来ることが分かりました。真相が分かってから、私は再び大法と縁を結びました。
三、再び修煉を始めて心身ともに変わり、家族も受益して修煉を始める
再び大法の書籍をいただきました。『転法輪』を読むと、いつも涙が溢れました。師父がおっしゃった「人は、以前に悪事を働いたために生じた業力のせいで病気になったり、魔難に遭ったりしています。苦しみを味わうことはほかでもない『業』を返すことなので・・・・・・」の所を読むと、自分が以前に生じた業力が、体にこれだけの病気を作ったことが分かりました。私はすべての薬を捨てて、「真・善・忍」の法理に基づいて、自分を厳しく律するようにしました。
以前、夫が私を怒ると、私は彼と喧嘩して、彼と殴り合い、時には、夜中に家出をしたこともありました。今、私は内に向けて、自分がどこに間違ったのか、どこがうまくできなかったかを探して、自分に間違いがなくても、前生で彼に借金が出来、その返済をしなければならないと考えました。彼がいくらきつい言葉を発しても、私は心を動かさず、笑いながら師父の法を暗唱しました。それを見た彼は思わず吹き出しました。彼は突然180度大転換して、「僕も、あれ、これ信じるのをやめて、お前について、法輪功を信じよう」と言って、お守りを身に着けました。ある日、彼はバイクで私と子どもを乗せて走行している時、タクシーと衝突しました。その衝撃で、彼のヘルメットが壊れ、タクシーにも大きな凹みが出来ました。しかし、私達は無事でした。タクシー運転手はとても驚いて、一緒に病院に行こうと言いましたが、私は「大丈夫です。病院には行きません。私は法輪功の修煉者です。あなたは帰って結構です」と言いました。家に帰ってから、夫は、「僕は最初、そのまま起き上がろうとしなかったが、お前が立ち上がったから、お前について立ち上がったよ」と言って、私達は皆笑いました。夫は「法輪功は実に素晴らしい! これだけの事故でも、私達は無傷で済んだから、僕も煉功する」と言いました。それで、彼も法を得ました。修煉して数カ月で、20年間、何万元も費やして治らなかった乾癬は、いつの間にか消えてなくなりました。
ある日、息子は260元の授業料を払わなければならないから、お金をくださいと私に言いました。ちょうど担任の先生が子供の学校での様子を伝えるため、電話をかけて来ました。私はついでに、授業料の支払いの件について聞くと、先生はそんなことは知らないと言いました。子どもが帰って来てから、私は穏やかな口調で、「あなたはあのお金をもらって、何をするつもりなの? あなたはママを騙したね。あなたはこれまで、嘘を言ったことがなかったから、きっとママがどこか悪かったのでしょう。ママは親としての責任を果たせませんでした」と言いました。子どもはそれを聞いて、ベッドで転びながら大泣きして、「お母さん、もうこれ以上言わないで。お母さんが僕を殴って、怒鳴ったほうがましです。僕はもう二度と嘘を言いません。僕が悪かったです」と言いました。
しばらくして、子供は顔を洗ってから、「お母さんは他の人と違いますね。もし、他の子がこのようなことをやったら、その親はきっとこのように対処しなかったでしょう」と言いました。私は「それは大法が素晴らしいからです。師父は私達に何か問題があれば、自分を探すようにと教えて下さったからです」と言いました。子供は「ええ、僕も大法が素晴らしいと分かっています。僕も煉功します」と言いました。その日から、大法のお守りは子どもから離れたことはありません。ある日、学校の帰りに、子供はもう少しで車に轢かれそうになりました。危機一髪の時に、車が止まって、大変危なかったのです。幸い、お守りを身に着けていたお陰で、師父が守ってくださいました。その後、学校の健康診断では、まったく怪我は無かったことが分かりました。
再び修煉を始めて、自分の心身の変化と家族が受益して法を得たことを考えると、もう涙がほろほろ流れてきます。もし、私が真相を拒否して、法輪功が何であるかを理解しようとしなければ、私の家庭、私の家族はどうなっていたでしょう、とても想像出来ません。師父と大法は私達を救い、家庭を救ってくださったのです。
虚言に騙された世間の人々よ、皆さんは生活のために奔走して、せっせと働いていますが、多忙の中でも時間を作って、法輪功がいったい何なのかを理解していただきたいと心から願っています。皆さんは皆判断能力に優れ、頭のいい人ばかりですが、世界の百以上の国々に修煉する人がいるのに、中国だけが迫害して煉功させないのはなぜでしょうか。一部の人は、自分とは関係ないと思っているかもしれません、しかし、これはすべての人と切っても切れない関係があるのです。大法弟子が皆さんに真相小冊子や、神韻DVD、三退して平安を守ることに関する真相資料をお届けする時に、必ずお読みになってください。彼らが危険を冒しながら、真相を伝えるのは、共産党の虚言に騙された人々を救い、真・善・忍の素晴らしさを知っていただき、災難が来た時、皆さんの命が助かるようにやっています。皆さんはご家族の幸せのためにも、くれぐれも救われるチャンスを逃さないでください。皆さんに早く真相を知っていただいて、美しい未来を選択していただけるよう切に願っています。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/16/150568.html)