【明慧日本2015年5月22日】河北省石家荘(せっかそう)市の法輪功学習者・李慧傑さん、李慧欣さん、李慧琪さんの3姉妹は、「真・善・忍」の教えを実践しているとして、1999年に中国共産党が法輪功迫害を開始して以来、想像しがたい苦痛を受けてきた。
三女の慧琪さんは2002年2月、石家荘労働教養所の迫害によって植物人間になり、2007年4月27日に30代の若さで死亡した。
長女の慧傑さんは、植物人間の慧琪さんを介護すると同時に、慧欣さんの未成年の息子と心臓病を患っていた父親の世話もした。慧傑さんも共産党の警官により数回、不当に連行され、心身ともに疲れ果てた慧傑さんは、2013年に無念な思いを晴らせないまま死亡した。その後、娘たちの死でショックを受けた父親も死亡したという。
次女の慧欣さん(50歳前後)は、石家荘鉄道支局旅客運送会社の元職員で、息子と2人で生活している。この10数年来、慧欣さんは共産党から迫害を受けてきた。
2003年5月8日、石家荘鉄道公安局の警官は街を歩いていた慧欣さんを連行し、24時間、自白強要の拷問を加えた。その翌日、警官は慧欣さんの自宅を家宅捜索した後、慧欣さんを河北省洗脳班に拘禁した。
2008年7月4日、長豊派出所の警官4~5人は、慧欣さんの自宅のドアをこじ開けて不法に侵入し、家宅捜索を行って慧欣さんを不当に連行した。その後、慧欣さんは省女子労働教養所に1年間、拘禁された。教養所で迫害を受けた慧欣さんは、歯がグラグラして食事が摂れず、体が極度に衰弱した。
今年3月19日午後、慧欣さんは友人に法輪功が迫害されている実態を話したため、寧安路派出所の警官に連行された。20日午後、長安区610弁公室の主任の指示で、慧欣さんは河北省洗脳班に送られて拘禁されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)