河北省:60代の農婦に3年6カ月の実刑判決(写真)
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 明慧日本2015年4月23日】河北省涞水(らいすい)県の法輪功学習者・盧桂芬さん(60代女性)は昨年、同県の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室により、夜中に自宅から連行された。その後、裁判所は盧さんに対して2回、開廷し審理し、2月9日、3年6カ月の実刑判決を言い渡した。

卢桂芬
盧桂芬さん

 盧さんは涞水県王村郷の一般的な農村の女性である。夫が早く亡くなった後、再婚せず、持病がありながら、一人で子供たちを育て、優しい性格で、いつも村人に「善良な人だ」と言われている。1998年、盧さんは法輪功を学び始め、長年にわたって苦しめられた病気が全て消えてしまった。

 しかし、1999年7.20から、中国共産党が法輪功に対して迫害を開始した。盧さんは法輪功を学んでいるという理由で、数十回も連行・家財の押収・拘禁などの迫害を加えられ、耕地も奪われ、6千元で買ったオートバイも押収された。

 昨年2月25日の深夜、県公安局の警官が盧さんの自宅に不法に侵入し、大量の家財を押収し、盧さんを連行、夜中に尋問した。その後、保定市留置場に拘禁された。子供たちはこの案件を北京の弁護士に依頼した。

 同年7月4日と12月2日、裁判所は2回にわたり、盧さんに対して不当な法廷審理を行った。法廷で北京の弁護士は正々堂々と、法律に基づいて盧さんに無罪の弁護をし、無罪で解放するよう要求したが、解放されず、最終的に今年2月9日に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。

 その後、盧さんは判決を不服として、保定市中級裁判所に上訴した。訴状で「1審の判決を撤回すること。押収されたすべての家財を返すこと。逮捕・家財の押収・拘禁・判決による経済的、精神的損失を賠償すること。無罪で解放すること」を要求した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/1/306967.html)
 
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