アムネスティ「法輪功学習者救出」緊急行動を提案(写真)
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 【明慧日本2015年5月28日】アムネスティ・インターナショナルは19日、ウェブサイト上で法輪功学習者・李暁波さんを解放するための緊急行動の提案を掲載した。同機構は国際社会に対し、中国当局に監禁されている李さんが命の危険に晒されていると訴え、直ちに救出するよう呼びかけた。李さんの弁護士によると、「中国の憲法で保障されている信仰の自由が守られておらず、法廷は自ら法律を踏みにじり、法輪功学習者の人権を著しく冒している。李さんの片目はすでに失明し、もう一方の片目も視力がひどく低下し、歯が弱く物を食べられない状態にいる。しかし、治療を受けることができない。また随時に拷問される可能性がある」と話す。


アムネスティ・インターナショナルが李暁波さん解放の緊急行動を呼びかける

 同機構は提案の中で、国際社会が直ちに、中国語あるいは他の言語で中国当局に手紙を送り、以下の三点を要求するよう呼びかけた。

 1、中国当局は直ちに無条件で李暁波さんを釈放すること。(李さんは信仰と言論の自由の権利を行使したことで、投獄された)

 2、中国当局は、李さんを拷問、虐待から保護し、李さんの治療に関するすべての要望に応えること。また拘禁中は国際法と国際基準を遵守すること。

 3、李さんの家族と弁護士との面会権利を保障すること

 提案の中で、同機構は李さんが今まで受けてきた迫害の経緯を紹介し、中国当局の李さんに対する迫害は非合法で、残酷かつ長期的で繰り返し続けていることを指摘した。

 2005年、李さんは「邪教組織を利用し、国家の法律を転覆する罪」で懲役8年の実刑を言い渡された。この8年間の牢獄生活で刑務官などにより何度も滅多打ちされた。さらに冬季になると、裸にされ、水の中で数時間にわたって立たされたこともあった。そのため、李さんは多くの病気を患い、体が大変弱くなった。2015年4月、李さんは息子(カナダ国籍)と一緒に法輪功のパンフレットを配布していたとき、再び逮捕された。その後、息子はカナダに強制送還され、李さんは法輪功の修煉を続けているとして、4月21日、前回と同じ罪で再び懲役8年の実刑を言い渡された。逮捕されたときから、家族との面会と治療を受ける権利がすでに剥奪された。さらに、開廷中も、弁護士と李さんの発言の権利は度々奪われた。カナダ総領事による裁判の傍聴も認められなかった。

 同機構は中国共産党が法輪功を迫害する原因、目的、手段についての資料のファイルを添付し、中国共産党がいかに、組織的かつ全国規模で法輪功学習者を拷問し、法輪功をやめさせようとしているのかを説明した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/21/309798.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/24/150718.html)
 
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