ドイツ橋梁まつりで法輪功が功法実演(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年7月2日】ドイツのドルトムント市で6月21日、ヘルデ地区が主催する「橋梁まつり」が開催された。法輪功学習者はステージで煉功を披露し、法輪功の素晴らしさを伝え、同時に中国で迫害を受けている実態を伝えた。

法轮功学员在德国桥梁节上展示<span class='voca' kid='86'>功法</span>

橋梁まつりで法輪功の動作を実演する法輪功学習者

法轮功学员在德国桥梁节上展示功法

橋梁まつりで法輪功学習者が実演する動作を観賞する民衆

德国民众签名,呼吁制止中共迫害法轮功

迫害の停止や、法輪功学習者の解放を求めて署名する人々

 600年の歴史を持つヘルデ地区で第二回橋梁まつりが開催され、400の異文化団体が参加し、祭りを盛り上げた。鳳凰湖畔にメインステージが設置され、法輪功は唯一の中国団体として参加し、ステージで観衆に法輪功の素晴らしさを披露した。この祭りにはおよそ1万人が来場したという。

 黄色いの衣装を身にまとい、ステージに上がる前からすでに注目の的となった学習者たち。まず、子供たちが「法輪大法は素晴らしい」という楽曲で舞踊を披露した。そして、大人の学習者が優美で穏やかな音楽に合わせて、緩やかな法輪功の動作を実演した。観衆からは盛大な拍手が送られた。

 司会者は、「法輪功は簡単で学びやすい5式の動作があり、『真善忍』を教えとしています。ステージに上がっている学習者はドイツ人のみならず、他の民族の人もいます。法輪功は世界に広く伝えられ、すべての国が法輪功を歓迎していますが、残念なことに中国においては、16年間にわたって迫害を受けています。ステージの奥に掲げられた横断幕は『法輪大法は素晴らしい』という意味です。もしこの横断幕を中国で掲げれば、学習者は迫害されてしまうのです」とアナウンスした。

 観衆たちは、学習者の穏やかな雰囲気に浸っていた。主催者の一人は煉功の動作を真似て、東洋の文化を体験していた。ステージが終わり、「法輪功はどこで習えるのですか?」と尋ねる人々がいた。

 法輪功の展示ブースには同時に四つの署名用紙が置かれた。二つは中共による学習者からの生体臓器狩りを制止する署名で、もう二つは中共に不法収容されている法輪功学習者の即時釈放を求める署名で、そのうちの一つはアムネスティ・インターナショナルが呼びかけている、中国四川省の学習者・李暁波さんの釈放、もう一つは国際人権組織が呼びかけている、中国の錦州刑務所に強制収容され、迫害ですでに半身不随となって4年の呂開利さんの釈放である。祭りの現場責任者は資料を受け取ると、すべての署名にサインした。

 展示ブースの前には多くの人が集まり、パネル資料を閲覧する人、署名を待つ人で列ができていた。ベトナムから来た若い男性は、これまで法輪功と3度出会ったという。彼は今日も署名した。展示ブースの正面にあるメガネ店では、資料を受け取った店員らが、迫害を一日も早く停止させたいとして、わざわざ署名に来た。

 ディーツさんはエンジニアであり、中国の南京に行ったことがあるという。彼と奥さんは署名したのち、中国の刑務所宛てに郵送する、呂開利さんの早期釈放を求めるハガキにもサインし、学習者の活動が成功されるようにと励ました。

 ある女性が署名をしていると、「私の名前も書いて」と言う男性がいた。この男性は目が不自由なようで、奥さんが住所や電話番号を書いたところで、その男性は「名前は自分で書く」と言い、不自由な目でサインした。

 「残忍すぎます! 中国には人権なんかありませんよ」と話す女性は、友人と一緒に署名した。学習者はこの女性に、「法輪功学習者は皆が『真善忍』・・・」と、また話が終わっていないうちに、「そうよ、すべての人が皆こうすべきよ」と話した。

 「政権を維持するために、このような良いものを迫害するなんて、おかしすぎます」と話すポーランド人は、「私たちはポーランドから来ました。共産党が卑劣であることは昔から知っています。ずっと頑張り続けてください、やめてはなりません」と話した。

 橋梁まつりを訪れた多くの来場者が、法輪功について知り、署名を通して正義ある行動を取った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/26/311476.html)
 
関連文章