上海市の女性が連行 ドイツの娘が救援呼びかける(写真)
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 【明慧日本2015年2月9日】上海市普陀(ふだ)区の長風派出所の警官5、6人は昨年12月9日、葉菊蘭さんの自宅に不法に侵入し、プリンタなどを押収した。警官らは葉さんを普陀区公安局まで連行した後、区留置場に拘禁した。葉さんは今なお拘禁されているという。

葉菊蘭さん

 葉さんの娘(ドイツ在住)は母親の安否を心配し、上海の友好都市であるハンブルク市の市議会議員に、上海当局に1日も早く母親を解放させるよう呼びかけてほしいと救援を求めた。

 以下は葉さんの娘の呼びかけ文である。

 私の母親は元湖南ラジオ放送局の技師・葉菊蘭(67)です。母は若い頃ひどい心臓病を患い、夜寝る時に息が詰まったりしていました。1988年、仕事中に倒れた機械の下敷きになり、左足を粉砕骨折し、関節痛をもたらした。夏でもストーブをつけて、冬用のズボンを穿いていました。1990年に眼病を患い、視力が低下しました。

 母は長年、薬を手放せずに漢方薬から西洋医学、鍼灸、マッサージまで行い、紙銭を焼いて佛を拝み、あらゆる方法を試みましたが効果がなく、40代から仕事ができなくなりました。

 1998年に法輪功を学び始めた母は、全身の病気が消えて、よく眠れるようになり、体も軽くなりました。

 1999年7月、中国共産党が法輪功に対する迫害を開始し、殴打・連行・判決を行い、全国のすべてのメディアを制御して人々を騙しています。母は法輪功を学んで実際に経験したことを人々に伝えています。法輪功を迫害することは間違っています。

 警官は、自分の信念を堅持する母を監視していました。2002年、母は長沙小区で法輪功の資料を配ったため、留置場に15日間拘禁されました。

 2010年に上海世界博覧会に行った際、母は法輪バッジをつけていたことを理由に、警官に身柄を拘束され、家族の交渉下でようやく解放されました。

 昨年12月9日、上海市普陀区長風派出所の警官5、6人が家に侵入し、法輪功の資料、プリンタなどを没収し、母を普陀区公安局まで連行した後、普陀区留置場に拘禁しました。母は今なお拘禁されています。

 私はドイツ・ハンブルクに在住し、母の安否を非常に心配しています。上海の友好都市であるハンブルク市・市議会議員に対し、上海当局に1日も早く母を解放させるよう呼びかけ、救援の手を差し伸べていただくよう呼びかけます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/22/303496.html)
 
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