河北省の元政府役人 江沢民を告訴(写真)
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 【明慧日本2015年7月11日】中国の元国家主席・江沢民は1999年7.20法輪功に対する弾圧を開始し、法輪功学習者を残酷に迫害した。

 河北省の元政府役人・王檀さん(70)と妻・李淑珍さんは法輪功を学んでいるとの理由で、中国共産党により迫害された。そして、先月3日、王さんは最高裁判所あてに江沢民に対する刑事告訴状を郵送した。その後、王さんは告訴状が届いたというショートメールを受信した。

 (注:中国国内では共産党による法輪功への弾圧が今も続いており、常に不当逮捕される危険性がある中で、勇気を持って投函した正義の声「告訴状」が続々と送られている)

告訴状が届いたというショートメール

 王さんは大学院工学研究科修士課程を修了して就職し、冶金(やきん:鉱石から金属を精製したり、それから合金を作ったりする技術)チーフエンジニアになった。その後、王さんは河北省冶金工業庁の副庁長と省冶金工業弁公室の主任に任命された。しかし、王さんは法輪功を学んでいるとの理由で、2003年1月、家宅捜索を受けて不当に連行された。2カ月間拘禁された王さんは、天津市裁判所で不正裁判を開廷され、懲役3年6カ月を宣告された。

 その後、河北省政府は王さんに対して免職処分を下し、「年金」と「健康保険」の資格も剥奪した。王さんに対する一連の迫害で父親と舅は極度に恐怖を感じ、父親は2005年に病死し、舅は脳卒中を起こして後遺症が残ったとう。

 王さんが拘禁されていた間に、妻・李さんは洗脳班まで不当に連行された。洗脳班で王さんは強制洗脳を受けて血圧が240まで上昇し、何度も意識不明になった。かつて李さんは2度、法輪功の無実を訴えるために上京した。そのため殴打・拘禁の迫害を受けた。

 王さんは拘禁されてから1年後、やっと家族と会うことが許された。夫が拘禁された李さんは悲しみを内に秘め、重病の親たちの看病をしていたが、李さん自身も重病を患って死亡したという。

 王さんは告訴状に「法輪功は良い功法で、修煉によって健康になり、道徳が向上できるという体験をしました。法輪功は社会の精神文明にも良い影響をもたらしました」。「法輪功に対する迫害は間違いで、法律に従っていません。法輪功迫害を引き起こした江沢民を罪に問うべきです。責任を追及すべきです。制裁すべきです」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/17/310972.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/27/151275.html)
 
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