孫の地中海貧血が完治
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年7月24日】私の孫は4歳の時、四川省の華西病院で地中海貧血(*)と診断されました。この病気は非常に珍しく、医者の話によると、血液の癌や白血病よりも悪性で、治癒率はほぼゼロです。その上、骨髄移植も必要で、60万元(1200万円)かかります。しかも手術は北京まで行かなければならず、また必ずしも成功するとは限りません。

 その時、私は不当な判決で刑務所に拘禁され、迫害されていました。出所した時、孫は5歳近くになっていました。孫のお腹は大きく膨らんでいて、歩くのも非常に困難で、顔は蒼白、唇には少しの赤みもなく、それを見ると痛々しく、私の心はとても痛みました。

 病状を安定させるために、孫は毎日病院で輸血をしていました。北京に行って骨髄移植を受けるには多額の医療費が必要で、我が家には全く負担できません。息子と嫁は医療にはもう少しの希望も抱くことができず、治療を諦め、できるだけ孫を満足させようと、ただ美味しいものを作るだけでした。しかし、実際その頃の孫はすでに何も食べることができなくなっていました。その時、脾臓はすでに壊死して、摘出手術をしなければなりませんでした。

 この状況下で、私は孫を家に連れて帰って、毎日、師父の説法を聞かせ、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じるよう教えました。

 地元の病院で脾臓の摘出手術をしようとしましたが、断られました。その後、重慶市の三つの軍の病院でも同様でした。病院側はリスクを負うのを恐れたのでしょう。その後、市内のある病院の若い医者が子供のことをかわいそうに思い、危険を冒して孫を入院させてくれました。手術して、4キロほどの壊死した脾臓を摘出しました。当時、孫はまだ5歳でしたが、手術後まったく痛がらず、何もしゃべらず、ただ二つの目をじっと見開いていました。

 次の段階は骨髄の移植手術ですが、60万元は我が家にとって、到底負担できません。私は孫を救うことができるのは師父と大法しかないと思い、孫に毎日「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じさせました。

 孫は縁のある人なのでしょう。大法を信じ、毎日「法輪大法は素晴らしい」「「真・善・忍は素晴らしい」と念じていました。

 孫はもうすぐ9歳になり、小学3年生になります。顔はつやつやして赤く、毎日元気に走り回り、健康な子供になりました。

 孫自身もこの不治の病気がよくなったのは病院ではなく、大法の師父であることを知り、大法を非常に信じ、今は毎晩寝る前に、必ず「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じています。

*  地中海貧血は地中海周辺地域に多くみられる遺伝性疾患。球状赤血球の存在が特徴で、これは機械的抵抗力が弱く、溶血が起こりやすい。この遺伝子を両親から受け継いだ子供は生後1年以内に死亡するといわれ、症状の重度のものは骨の変形・脾腫がみられる。(百科事典マイペディア)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/18/312480p.html)
 
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