新しい学習者「大法を修煉し、人生観が変わった」
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文/中国の大法弟子(本人口述、他の同修が記録整理)

 【明慧日本2015年8月21日】私は大法の修煉を初めて、わずか1年2か月の新しい学習者ですが、この短い1年余りの中で、身をもって様々な大法の不思議さや、自分では考えられないことまで体験しました。大法の奥深さや師父が教えて下さった全てのことは、本当だと実感しました。更に、大法の修煉のおかげで、この短い期間中に全く新しい人間に生まれ変わることができました。以前は色々悪い習慣をもっている人間でしたが、今は良き妻、良き母に変わることができました。師父へ1年間の修練体験をご報告し、同修の皆さんとこの喜びを分かち合いたいと思います。

 大法の修煉を初めたのは、姑の影響を受けたからです。夫の一家は全員修煉者です。修煉を始める20日前、私は体の調子が非常に悪く、高血圧、高血糖、立ちくらみなどで、意識も朦朧としていました。全身に力がなく、風邪の症状も重かったので、5日間病院で点滴を受けましたが、症状は全然緩和されません。仕方なく大法弟子が開いた診療所へ行きました。「何日も点滴を受けたのに調子が治らないので、他に何か治る方法はないでしょうか」と相談しましたら「帰ってから姑に聞いたほうが良い」と言われました。それを聞いて私は「医者でもないのに、聞いてどうするの?」と心の中で疑問に思いました。

 法を得る時期が訪れたのでしょうか、具合が悪いと聞いて姑が訪ねてきました。「師父の説法DVDを見て」と言われましたが「それだけて効くの?」と言うと、姑は「よく効くよ」と答えました。私は半信半疑で姑の家に行きました。はじめに「神韻」「風雨天地行」のDVDを見せてもらいましたが、なぜかいらいらして、落ち着いて見ることができませんでした。何を見ても頭に入らず、党文化や中国共産党がつくった虚言の害毒の影響を受けていたので、その時は全く信じないままに家に戻って来ました。

 二日目に姑は又やって来て「今度は師父の説法のDVDを見よう」と言い出しました。断りづらくついて行きました。3分か5分かからないうちに寝ってしまいました。そのあと八講までずっとこの調子でした。このような状態で説法を聞いていたにもかかわらず、第三講を聞いた時に、師父は法輪を授けて下さいました。お腹の中で何かが動いた感じがしました。後で同修に聞いて法輪だとわかりました。4日目になるとめまいが治り、症状がかなり和らいたので、薬を全部やめました。

 師父の説法を全部聞いた後、私はもう一回聞きたいと思いました。寝ながら2回目を聞いている時、耳に、はっきりと聞こえました。3日目師父の説法のDVDを見た時に、突然頭の中で「カパ、カパ」とコンクリートブロックがボロボロ砕け落ちるような大きいな音がしました。このような状態が2分から3分続きました。後になって姑に聞いたら、それは師父が私の脳を調整してくださったと知りました。

 師父の説法を読んでから20日間が過ぎて、天目の問題についての説法を聞いた時に、私の天目の前の二つの門がパタンと閉じられました。門の上に大きな鍵がかかったのが見えました。後になってこれは師父が私の天目を直してくださったと分かりました。それは私の天目がひどく傷ついていたからかもしれません。しばらく修煉していると師父は、再び私の天目を開いて下さいました。

 『轉法輪』を一回読み終えた後、姑が私に動作を教えてくれました。初めて座禅をした時、私はたった20分しか足を組むことができませんでした。3、4カ月修煉して40分座禅が出来るようになりました。半年後に1時間座禅が組めるようになり、今では、1時間半座禅を組んでも足はほとんど痛みを感じません。最初の頃は足の痛みが酷く、しかしどんなに痛くても、心の中で足が折れてもやめないと決めていました。時々、師父が加持してくださり、私を動けないようにして、足を下ろそうとしても出来ませんでした。

 最初、第二式の煉功の時に、疲れて耐えられないように感じた時に、法輪が指先のところで調整をしているのを感じました。すると疲れを感じなくなりました。時々煉功するときに、師父が黄色い袈裟を着て、私の隣にいるのが見えました。動作が正しくない時に、師父が動作を直してくださいました。この空間では見えませんが、私が煉功するときに手や腕が動いたりします。このような状態は動作が正しく行えるようになるまで続きました。

 ある日、私は第二式の動作をしていた時に、全身の脈が全てつながって、煉功が終わった後、、全く疲れを感じず非常に気持がよくなりました。煉功の中で、私の主元神が師父と一緒に、他の空間の海辺で煉功していました。

 修煉を始めてまもなくのある日、私が座禅をして40分経った時、入定の状態に入りました。師父が私を外に遊びに連れていってくださり、大きな波が見えて、波の前で座禅をしていました。また、大きな竹があり、竹の葉の上で煉功したり、広い草原も見えたりしていました。とても綺麗です。また、他の空間の壮観で綺麗な古代の建物の中で、他の十数人の人たちと一緒に本を読みました。師父が私たちの隣で微笑んで、優しく見守って下さいました。その十数人の中には私の姑と近所の同修一人がいました。彼女たちは古代の美しい衣装を身にまとい7、8歳の子供の姿でした。その時、私は20歳前後(現実では50代です)の姿でした。しかしその空間では、体は非常に小さいのです。修煉の中で2層の花崗岩のような物質を突破して、上へ飛んでいきました。

 修煉を始めて三カ月が経った時、一週間あまりの間、頭や五臓六腑および体の中全てが空になって、外の皮だけが残ったような感じがしました。これはどういうことか分かりませんでした。夜、夢の中で師父が一束また一束と大法の本を私の体に押し込むような光景が見えました。目が覚めた後、同修達と交流した時に、たくさん学法しなければならないと悟り、体の中に法しか入れないようにするべきだと悟りました。この夢を見る前は『轉法輪』しか読んでおらず、読む量も少なく毎日ほんの数ページしか読んでいませんでした。他の大法の本を持っていませんでした。このことがわかった後、しばらく経って、ある同修が師父の海外での説法の本をたくさん持ってきてくれました。それから私は大量に学法して、最近2カ月は毎日4時間学法をし、2時間の煉功を行うようになりました。

 学法が少なく体が空っぽのように感じた少し前、腰のあたりに、体がとても細い掌ほどの一人の子供が見えました。その子は手に一本の縄を握っています。この縄は上から繋がっていますが、私には縄の先が見えません。縄の上に書かれた文字は「真善忍、正念正行」でした。私が非常に精進していた時は、この子もイキイキとした表情で、精進しない時はこの子もやせ細って元気のない様子でした。私がたくさん学法をするようになってからは、この子が見えなくなりました。

 修煉して3、4カ月経った時のある日、座禅の中で師父は髭のある白い老人のような姿でした。私は3、4歳の子供の姿で、師父の肩の上に登り、ヒゲを引っ張って遊んでいました。その時、この方は師父なのか疑問に思いました。師父はこんな姿ではないはずです。あなたは李洪志師父ですかと尋ねたら、師父はヒゲをなでながら笑いました。私はすぐこの方は師父だと分かりました。

 修練して5ヶ月経った後に、悟性が悪いため殺生の問題の重さが分からず、私は数キロのアジを買ってきて料理しました。その日の夜、第二式の煉功をした時に、何匹かの死んだ魚が私の前に落ちてきました。あっという間にたくさん積み重なり、しかもこの魚たちはみな、お腹が切り裂かれたひどい姿でした。その時私はまだ戸惑っていて、どこから来たのかと思いました。死んだ魚たちは「まだ痛いよー、痛いよー」と言っていました。それを聞いた時、鎖骨に針を刺されたような痛みを感じて、これは今日、私が殺した魚たちだと悟りました。

 同修たちと交流すると、この魚達と善解した方がいいと言われ、座禅の時に善解を求めました。その時、私の掌が全て水になり、魚達が楽しそうに泳ぎました。私はその魚達をすべて海に流してやりました。

 ある日、家にネズミが現れました。私はネズミを捕る粘着板を買ってきて、大小2匹のネズミを捕らえ、ネズミを捨てました。座禅の中で、可哀想にこの2匹のネズミがお互いに体を縮めて小さい丘の上にいました。以前、善解してくれた小魚達が楽しそうに泳いでいる姿も見えました。この2匹のネズミと善解することは思いつきませんでしたが、この文章を整理して同修が書いてくれた時に、この二匹のネズミとも善解をした方がいいと言われました。

 修練して4、5カ月の時に、いつも一緒に煉功している同修が、なぜか煉功する時だけゲップをして、私の煉功の邪魔をします。私は非常に反感を覚えました。煉功を終えた後、相手の気持ちも考えず「あなた達はいつもゲップをして、他の人の邪魔をしているのがわかっていますか!」と言いました。他にもよくないことを言ってしまいました。次の日、第二式の煉功をしていた時、師父の法身が「あなたは新しい学習者です。このような態度で、古い学習者に接してはいけません。たとえ彼女たちに非があっても、このように全く相手の気持ちも考えずに責めるべきではありません。これからどのように行うのか分かりましたか」と聞かれました。私は「師父、私が間違えていました。これからどのようにすべきかわかりました」と答えました。煉功を終えた後、その二人の同修に謝りに行くと同修たちも許してくれました。

 修煉は厳粛です。随時に試練がやってきます。少し前、私は「不二法門」の厳粛な試練を経験しました。私が4、5歳の時は文化大革命の時期で、私の家の隣に白いヒゲを生やした老人が住んでいました。皆は彼を道士と呼び、どこから来たのかは知りませんでした。ある日、周りに誰もいなかった時、彼が突然私の目の前で地面から塀の上に飛び上がって、そこから建物の上に飛んでいきました。飛んでいる時、ずっと私を見ていましたが、一言も言いませんでした。当時はまだ幼く何も分かりませんでしたが、小学校に入った頃、その人が姿を消しました。誰もその人の行方がわからず、その後私もその人を見かけることはありませんでした。私が大法を修煉して5カ月が経ったある日、学法をしていた時に、その人が突然私の頭の中に飛んできました。座禅をしている時もまた来て「弟子にするので、ついて来なさい」と言われましたが、私は固く断りました。「私には師父がいますので、あなたについて行きません。これからは大法しか学びません」と答えました。その後、2、3回来ては、毎回連れて行こうとしましたが毎回断りました。

 ある日、心性が守れず、同修と大きなトラブルを起こしました。同修に自分の大法の本と師父の写真を持って行き「これからは修煉をやめる!」とまで言ってしまいました。その後、すぐ自分の過ちに気づいて、心のなかで師父に「私はこれから常人の心を全て排除し、慈悲心だけを残します」と誓いました。この一念が生じた後すぐに、心のなかでたくさんの木の枝のようなものが見えました。それぞれの枝の上に黒い執着心がついていました。私はそれを全部手でつかみとって、根っこまで全て引き抜きました。掌の中でこれらの執着心を粉々にして、息を吹いて飛ばしました。それから私は根本的に変わりました。

 修煉の中で、師父は私の過去の輪廻の中の因縁関係や、師父と縁を結んだことを見せてくださいました。例えば、ある日座禅の中で今の主人が理由もなく私を殴り、腕をひねったり、足で蹴ったりしていたのが見えました。今もその腕に力が入らず、手を高くあげようとした時まっすぐ伸ばせませんでした(大法を学んだ後に完治した)。今でも主人とよく喧嘩して、彼を軽蔑しています。それは全て因縁関係があるからです。

 古代のある輪廻の中、ある戦場では、戦争は非常に激しいものでした。師父はその時、私たちの指導者で、私と六人の兵士が一緒に師父を守っていました。敵軍に剣で切られて私が死亡したのを、師父が見せてくださいました。

 法輪功を修煉する前は女性なのに煙草を吸い、お酒を飲み、社交ダンスをしたり、麻雀などをよくやりました。煙草は一日に二箱を二十年も吸っていました。昼も夜も麻雀をやったり、牌九(訳注:博打の一種)をしていました。地主(訳注:文化大革命の時)をいじめたりもしました。そして、家のことは全くやりませんでした。家事をせず、長年夫と喧嘩して、夫婦関係は非常に悪いものでした。

 修煉を始めてしばらくして、これらの悪い習慣を全部直しました。長年仕事もしていなかった私が仕事を始めました。夫とも喧嘩をしなくなりました。夫は耳が不自由なため、以前は夫を軽蔑していましたが、今は大事にしています。たとえ大声で怒鳴られても、私は我慢して何も口答えしません。以前は高血圧で、高血糖だった症状も根本的に治りました。以前の私のことを知っている人達は、みんなこの変化に驚いています。

 私が法を得たことをきっかけにして、夫と娘も相次いで修煉を始めました。夫は以前脳血栓になって、めまいが起きたら仕事も何もかも出来ません。よだれを流して、たくさんの薬を飲んでいました。通院して治療を受けても好転しませんでした。しかし修煉してから全て良くなりました。

 私は以前の結婚生活(訳注:一度離婚している)で、性格がよくなかったため、前の姑と義理の姉とよく喧嘩をしました。お互いに恨みあって姑とは全く付き合いがなくなり、お互いに相手の名前を聞いただけで嫌な気分になりました。離婚した後の20年間、全く付き合いをしていませんでした。

 娘が結婚した後、前の姑と義理の姉が娘に会いたがったのですが、私が許可しないことを心配していました。私は同修達と交流しました。同修は、大法を学んだから全てのことに対して、善意をもって解決しなければならないと教えてくれました。最初は放下できず、心のなかに少し恨みが残っていました。後になって自分は今は大法弟子なので、以前の恨みにきちんと向き合わなければならないと思いました。前の姑と義理の姉が来る前日に、スペアリブやお惣菜などの料理を用意しました。彼女たちが来る日、迎えに行く途中で師父に「師父、どうか私を助けて下さい。必ず慈悲をもって接したいと思います」とお願いしました。彼女たちと会った瞬間、20年余りの歳月を経て、前の姑も義理の姉も、とても老けて体が弱そうになっていました。私はとてもつらくなって前の姑に「お義母さん」と呼んで、お互いに抱き合って大泣きしました。前の姑は私がこんなに良く変わっていたとは、思ってもいなかったと言いました。その後、前の義理の姉も修煉を始めました。

 前の姑が帰った後しばらく経って、娘がおばあちゃん(前の姑)に会いたいと言い出しました。今の姑も前の夫と前の姑たちを救い済度したいと思い、皆で一緒に会いに行きました。前の姑は私に会って顔を見た途端、今の姑に「彼女がこんなに良くなるとは、全く思ってもみませんでした」と言いました。今の姑は「これは全て大法がもたらした奇跡です。そうでなければ、あなた達親子の恨みは来世までも解決できなかったでしょう」と答えました。前の姑は嬉しそうに手を叩いて「そうですね。本当にすごいと思います。彼女がこんなに良く変わるとは、夢にも思いませんでした。あなた達の師父は本当に素晴らしいですね!」と言ってくれました。

 私が法を得たのは遅かったのですが、法を正す時期の大法弟子になれるかどうかに執着しません。大法のことであれば自分のことを顧みないで、何でもしっかり行います。限りある時間の中で確実に修め、時間を大切にして衆生を救い済度します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/16/312451.html)
 
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