法をよく学ぶことはすべての保障である
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年12月27日】十数年来、師父と大法の導きの下で、私は様々な魔難を通して、師父と大法をより一層信じるようになりました。

 法をよく学ぶことはすべての保障である

 魔難を乗り越えてくるたび、私はなぜ師父がいつも心を静めて、確実に法を学ぶことを強調されるのかを実感しました。心を静めて法を勉強すれば、難を乗り越えることができるという師父の教えを悟ることができました。心を静めれば、まるで師父がそばで法を説いてくださっているようで、関を乗り越える自信にもなります。

 一度私は洗脳班に連行され、迫害で精神的に限界を感じていた時、師父の法「一つの心が動かなければ全ての動きを制することができます」[1]、「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」[2]、が頭に浮かんできました。繰り返して暗記すると、心が落ち着いてきて、怖くなくなりました。法理から、私は師父の偉大さを感じました。それなのに、私が怯えているのは、つまり師父と大法を信じていない、ということになります。その原因は、法の勉強が足りていないために、固く信じることができませんでした。幸い師父の法が脳裏に現れ、私は自分が神の道を歩んでいる、法を正す時期の大法弟子であることを自覚しました。

 正念を取り戻してから、私は「静かに思う幾多の執着の事を 人心を片付けば悪は自ずから敗る」[3]、「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[4]、「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください。皆さんがみな、このようにすれば、環境はこのようなものではなくなります」[5]を思い出し、繰り返して暗記しました。そのおかげで、警官らは二度と私を転向させることがありませんでした。国保大隊のリーダーは同修に「彼は隙のないやつだ、何を注いでも受け入れない」と言いました。それから、私は無条件に釈放されました。それは、正しく行うことができたから、師父が魔難を取り除いてくださいました。

 地元の迫害情報を編集する仕事を始めた

 ある偶然な機会、協調人に「地元の迫害情報を編集してみませんか?」と聞かれ、私は多く考えずに受けました。若い私に入力してほしいのだと思いました。しかし、実際は地元の迫害の情報を記事にして、その上小冊子にしなければなりません。元々作文が苦手な私は、困ってしまいました。しかし、難しいとはいえ、やらないわけにはいきません。これはすなわち、師父が按配してくださった道かもしれません。はびこっている地元の迫害の現状をみて、私は自らペンを持ち、迫害を暴露すべきだと思いました。

 協調人たちが一緒に一つの大きな計画を立てました。計画通りに私たちは一歩一歩実施して、妨害が現れても動じないで、この事を通して、警官を制止しようと決意しました。でも編集の仕事は技術が必要なだけではなく、編集の過程は修煉する過程でもあります。技術の面において、私は切実に師父の加持を感じました。一つ目の冊子を編集し終え、ワードのファイルをPDFにしようと思いました。しかし、方法が分からず、どうしてもできなくて、諦めようと思ったところ、無意識にあるページをクリックしました。すると転換する方法が表示され、師父が助けてくださったと分かり、とても感動しました。

 冊子がやっと出来上がりましたが、この時、同時に心性の試練もやってきました。多くの同修からいろんな意見を出され、最初は言われたとおりに直していましたが、何回も何回も直すうち、気持ちがいらいらしてきました。しかし、これは自分を高める機会ではないか? と考え直し、直ちに自分を正しました。最終的に10回くらい直した後、ついに完成しました。冊子を配布した後、同修たちからの反響がとてもよく、警官たちが怖がっていました。その経験は私たちに、それ以降の計画を実施する自信を与えてくれました。

 それから、私たちは本市の警察署や国保大隊、郵便局、銀行に向けて、真相を伝える資料を作りました。全過程で全市の同修が協力し合い、警官の名前と電話番号、住所を集めたり、同修たちに呼びかけ、一緒に正念を発したり、出来上がった冊子を配布したり、郵送したりしました。そして、みんなの協調のおかげで、その計画がとてもいい効果を得ました。

 江沢民を告訴する運動が始まってから、協調の同修たちが集まって、交流を行いました。話し合った結果、江沢民を告訴すべきであると考えが一致しました。しかし、当時明慧ネットはまだ告訴状の書き方を掲載していなかったので、誰も書き方を知りませんでした。自分が法律の専門の勉強をしていたので、弁護士にはなりませんでしたが、書き方ぐらいなら学ぶことができると思い、インターネットで調べたりして、短い期間で告訴状の書き方を覚えました。その後、明慧ネットにも参考例が掲載されました。ただし、教育を受けていない同修たちは、やはりよく分からなかったので、私は同修たちを手伝って告訴状を書き、それはとても同修たちに参考になりました。

 多くのことにおいて、私はまだまだしっかりできていませんし、特に一部の執着心をまだ取り除いていません。しかし、師父がおられ、法がありますので、乗り越えられないことはありません。これから更に頑張って、最後の道をよりよく歩んで行けるようにしたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「哀しむ別れ」
 [4] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」
 [5] 李洪志師父の経文:『精進要旨(二)』「大法弟子の正念は威力あるものである」

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/11/320297.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/20/154165.html)
 
関連文章