遼寧省:法輪功学習者11人 不当判決に
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 【明慧日本2016年1月9日】遼寧省東港市裁判所は先月、法輪功学習者に対して不正裁判を行い、28日に判決を宣告した。

 情報筋によると、陳英娥さんは懲役8年の重刑を宣告され、ほかの人の判決はまだ公開されていないという。

 家族は裁判官を訪ね、判決の結果を聞いたところ、本人に知らせたとの理由で家族に教えなかった。

 内部関係者の情報によると、判決は人によって7年から11年だという。

 先月7日から15日、丹東地区東港市裁判所は法輪功学習者11人に不当裁判を行った。政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の関係者はずっと法廷で裁判を監視し、裁判官を唆(そそのか)し、法輪功学習者の弁護士の無罪弁護を阻止させた。

 昨年4月18日夜から19日の夜明けまで、丹東公安局は東港市にて、法輪功学習者20人あまりおよびその家族を不当に連行した。そのうち、孫義さん、于広華さん、于仁芝さん、張偉さん、孫永勤さん、張小平さん、林志艶さん、孫立鳳さん、陳英娥さん、張雅艶さん、孫立華さん、王芳さん、曲暁東さん、孫艶さんなど14人は不当に拘禁・起訴された。

 そのほか、6月20日昼、東港市の学習者・王斌さんは、自宅で身柄を拘束された。丹東市の王雪梅さん、範玉芹さんは不当判決を宣告され、刑務所に送り込まれた。さらに、迫害を受けた丹東市各地の法輪功学習者が江沢民を告発したとの理由で不当に連行・家財押収・拘禁された。

 10月30日、市検察庁は案件を裁判所に引き継いだ。市裁判所は家族の無罪弁護を阻止したうえ、弁護士や家族に案件資料のコピーや写真撮影を禁止したという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/6/321904.html)
 
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