100歳を超えた同修の修煉物語
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年2月10日】この同修はすでに100歳を超えていますが、目はよく見えるし、耳もよく聞こえます。そして、背筋もまっすぐで頭もよく、どう見ても70歳くらいにしか見えません。これらはすべて彼女が、大法を修煉しているおかげです。

 この同修は自分の生年月日どころか、自分の本当の名前も知りません。ただ分かることは、小さなころからお金持ちの家で召使をしていたということだけです。それはまだ1938年のころの話です。彼女の唯一の子供はわずか3歳で病が原因で亡くなり、それから彼女は佛家功を修煉しましたが、何の結果も出せませんでした。

 そして佛家功をやめて、道家の師を拝もうとしたところ、「わしはそなたの師にはなれません。いずれ『十八子』の師父がそなたの面倒を見てくれるでしょう」と老いた道士に言われました。

 道士の話を聞いて、半信半疑なまま彼女は家に帰りました。そして1996年のある日、とある友人が彼女を法輪功煉功に連れて行き、そこにいる修煉者たちの師父は、「李」先生だということを彼女に教えました。これを聞いた途端、「あの道士の言うとおり、本当に『十八子(合わせて「李」という字になる)』の師だ! 長年半信半疑で待っていたけれど、本当に師を見つけた!」と彼女はこの上ない喜びを感じました。それから彼女は一心不乱に大法を修煉し始めました。

 しかし、この同修は学校に通ったことがなく、漢字が読めません。どうすればいいかと泣きながら、立ち往生していましたが、彼女はすぐに「師父、私は法を勉強しなければなりません。私に漢字の読み方を教えてくれませんか」と師父の佛像の前に跪いて請い求めました。奇跡が起き、その日から毎晩、毎晩続けて、『轉法輪』の中の漢字がキラキラと輝きながら彼女の夢に出てきたのです。そしてすぐに彼女は『轉法輪』の中の漢字を読めるようになり、ゆっくりではあるけれど、通読することができるようになりました。

 すでに100歳を超えたこの同修は、法を正す時期にしっかりついてきており、師父が要求した「三つの事」を真面目にこなしながら、法輪功への迫害の真相資料を配ったり、シールを張ったりと大法に関係することであれば、昼夜を問わずに何でも引き受けてきました。

 2006年、彼女の家が集団学法の煉功場となりました。このことが当地域の警察官に知られ、時々何人かの警察官が家に押しかけてきては、大法の書籍や資料を差し押さえていきました。この状況を見ておばあさんは退かずに「私の夫はすでに亡くなり、私のような年寄りにはもう生活費が入りません。ですが、法輪功を修煉しているおかげで体はいたって健康で、治療費はまったくかかりません。しかし、あなたたちが大法の書籍を持って行ってしまったら、私は煉功できなくなり病気になってしまいます。もし私が病気になったら、あなたたちが治療費を払ってくれるんでしょうね!」と態度の悪い警察官たちに大声で怒鳴りました。100歳を超えている老人を、どうこうすることもできない警察官たちは、結局その後、副所長にお願いして共に、おばあさんの家に来ました。すると、この同修は全く怯えることなく、副所長にも迫害の真相を伝え、道理を話しました。彼女の慈悲な口調と優しい心が警察官たちを感動させ、帰り際に副所長が「すみません、おばあさん。もう邪魔したりしません。あなたの身体が健康ならばそれで結構です」と来た時とは全く違った丁寧な口調で言いました。そしておばあさんの家に平穏が戻り、警察官も二度と来ることはありませんでした。

 このおばあさんには養女がおり、引き受けたばかりのころは背が低く、とても痩せていて、まだ生理がこない18歳の女の子でした。この女の子の病の治療するお金 もないため、おばあさんは引き取ってから法輪功を教え、共に法を勉強しました。そして、今、その女の子は立派な女性になり、結婚して家族ももち、26歳の時には、孫娘を産みました。これはまさに大法がもたらした恩恵であり、大法による奇跡と言えましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/29/318228.html)
 
関連文章